第34話「破壊を求めるココロ」

あらすじ 突然地響きが起こり、チャオが飛び出してきたが・・・。



ミール「アンタ、・・・・ゲートなの?」

ゲート?「ああ、そうだ。オレは破壊を望んでいる・・・。」

そういうと、ゲートはミールを殴る。

ミール「きゃあ!」

アルバート「な、何が起こって・・・。む?まて・・・。」

アルバートの脳裏にはあるチャオの発言がよみがえる。

サード『ちょっと、ココロの暗黒が開放するおまじないをね。』

それは、サードがゲートに何かをした後の発言だ。

アルバート「まさか・・・・。」

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場面が変わって、とあるお城。
外は大雨で雷もなっている。
その中をサードが歩いていた。

サード「くくくくくくくくくく・・・・。」

???「なに不気味に笑っているんだ、サードよ。」

突然、何者かがよこから話しかける。

サード「くっ、ブロス・・・。」

ブロス「まったく、まただれかを闇の色に染めたのか?」

サード「まあな、それも面白いヤツでな、・・・・・・・・・・なんだ。どうだ、引き入れたくなるだろう?」

このとき、・の部分のみ雷で声が聞こえなくなる。

ブロス「それを知ってて悪に染めるとはな・・・。相変わらず、趣味悪いな。」

サード「そんなのは知らねえ。くくく、さあ、楽しませろよ・・・。ゲート・・・。」

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ゲート「すべて・・・・・破壊・・・。」

アルバート「そういうことか・・・。」

ミール「はあ・・・はあ・・・。」

倒れてたミールが起き上がる。

アルバート「どうにか、元にもどせないのか?」

スリーエス「よそ見すーるな!」

スリーエスがアルバートに殴りかかる。

アルバート「おっと!」

アルバートは攻撃に気づき、よける。

ゲート「まだ、足りない・・・。」

そういうと、ゲートは町のほうにジャンプしていった。

ミール「ま、町?もしかして、襲うつもり!?」

アルバート「仕方がない。ミール、彼の暴走をいったん止めるんだ!」

ミール「え、アルバート君は?」

アルバート「まだ、こいつとの戦いが残ってる・・・。」

スリーエス「そのとーり。」

スリーエスはまたパンチをする。
アルバートはまたよけた。

アルバート「だから、お前一人で・・・。」

???「いや、私もいきましょう。」

ミールの近くにはすでにセージがいた。
結構体は傷ついているが、何とか大丈夫のようである。

スリーエス「い、いつのまーに。」

セージ「たおしたと油断したのが悪いんですよ。とにかく、私も彼を止めに行きます。アルバート君、君はそいつを任せました。」

アルバート「うむ。助かった。さあ、本気で生かせてもらうぞ!」

スリーエス「ほーほーほ。」

セージ「さあ、ついてきてください。」

ミール「ほな!」

二人は走り出す。

スリーエス「さーて、そろそろ武器をだーす。」

スリーエスは武器を構えた。
それはスリーエス自身より大きい剣だ。

スリーエス「不満は?」

アルバート「ない。」

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さて、街中。
地割れの影響ですっかり町はぼろぼろになっている。
中には地割れに落ちて命を失ったものもいた。

セージ「ゲート君は一体・・・。」

セージとミールは建物の天井を飛び石のように飛びながら、探す。

ミール「あっ!あそこにおる!誰かも一緒!」

ミールが下をさす。
その先にはゲートと町のチャオが一人いる。
と、ゲートが襲い始めた。

ゲート「は・・・か・・・い・・・。」

町民「ひいいいいいい・・・・。」

セージ「まつんだ!」

セージはすぐに急降下して、ゲートを引き止める。

ゲート「お前は・・・?」

セージ「セージだ。さて、これ以上暴れないでくれ!」

その発言と同時に、ミールも降りてくる。

ゲート「やだね、オレは・・・スベテハカイ・・・・。」

セージ「仕方がない。力ずくで抑える!いいね。」

セージは刀を取り出しながらいう。

ミール「ええ。」

ミールも指揮棒を取り出し、ハンマーに変える。

こうして、またもや二つの戦いが始まった。

つづく

このページについて
掲載号
週刊チャオ第142号
ページ番号
35 / 62
この作品について
タイトル
星の門の物語
作者
しぐま
初回掲載
週刊チャオ第130号
最終掲載
週刊チャオ第184号
連載期間
約1年28日