第30話「ミール対ジャイロ」

あらすじ 3対3のバトルに。

まずはミールとジャイロのほうだ。

ジャイロ「ひゃっほう。暴れ暴れ!」

ジャイロははしゃいでいる。

ミール「うるさーい!」

ミールは怒って言う。

ジャイロ「あららら、おこっちゃった、ま。いいか。じゃあ、いくよ!」

そして、ジャイロは槍を取り出した。
ミールも武器を銃に変える。

ミール「よし!」

ミールは走り出し、接近する。

ミール「泥棒撃退!『フリーズ・ショット』!」

そのまま銃から氷の弾を放つ。
弾は見事にジャイロの腕に命中し、腕が凍る。

ジャイロ「なるほど。そうかそうか。」

ぜんぜんジャイロは苦しんでもいない。
そして、すぐに腕の凍りは無くなった。

ミール「え、ええ、な、なんで?じ、じゃあ、これや!『ライフ・デンジャー』!」

ミールの銃から以前とは違う青い弾が放たれる。

ジャイロ「なんだなんだ、面白い攻撃だなあ!」

ジャイロは動かず、わざと弾にあたった。
すると、彼の周りから黄色い煙が出てきた。

ミール「さあ、この煙で観念しなさい!」

なんと、この煙は麻痺させる効果のある毒薬なのだ。
ちなみに、その煙球は護身用として商店サファイアにて発売中。(商品No.4649)
一応、死ぬことはないのだが・・・。

ジャイロ「なになに、きかないけど。」

ジャイロはちっとも苦しまない。
周りはすでに煙に包まれているのに。

ミール「ど、どういうことなの。」

ジャイロ「俺は、ダメージ以外の効果は一切通じない体質なんだよ。サインあげねーぞ!」

ミール「いらんわ!(とはいえ、かなり危険な相手やな・・・。)」

ミールは考えている。

ジャイロ「なーにやってんだ!こっちも行くぞ!」

ジャイロは槍を構えて走り出す。

ジャイロ「『スピン・オール』!」

ジャイロが技の名前を叫ぶ。
すると、ジャイロの体が回転する。(バレエをご想像ください。)
そのままミールに襲い掛かる。

ミール「は、速い!きゃ!」

そして、当たった。

ジャイロ「やったやった!」

ミールは倒れている。
だが、起き上がった。
そして、こういった。

ミール「こうなったら、これしかないね。チェンジ・アームズ『ハンマー』!」

ミールの武器がハンマーに変化した。

ミール「新技発動よ!『ブリザード・ミルキーウェイ』!」

そのとき、ミールのハンマーが輝く。

ミール「ONE!」

そのとき、ハンマーが伸びる。
そして、ジャイロに向かった。

ジャイロ「ほい!」

だが、ジャイロはうまく飛びはね、ハンマーに乗る。
それでも、ミールはあわてていない。

ミール「TWO!」

ミールはハンマーの長さを戻す。
さらに・・・。

ジャイロ「が・・・あ、足が・・・。」

ジャイロが痛がっている。
足元のハンマーからとげが出てたから・・・。
ジャイロはハンマーから降りる。

ミール「しあげ・・・。THREE!」

そして、ジャイロにちかずいたミールはそのままの勢いで「ヒエル・スマッシュ」をはなつ。

ジャイロ「あーれぇぇぇー!」

ジャイロは凍らなかったものの、どこかへ飛んでいった。

ミール「ふう、今回の代金は高かったね。」

そのまま、ミールは座り込む。

つづく

このページについて
掲載号
週刊チャオ第140号
ページ番号
31 / 62
この作品について
タイトル
星の門の物語
作者
しぐま
初回掲載
週刊チャオ第130号
最終掲載
週刊チャオ第184号
連載期間
約1年28日