第29話「スリーエス軍の精鋭と新たな仲間」

あらすじ スリーエス部隊と全面対決らしい。


スリーエス「倒すだー?このボクを?」

アルバート「当然だ。」

スリーエス「よーし、戦闘員のみんな!やれ!」

手下達「おー!おらららー!」

敵の軍が二人に襲い掛かる。

アルバート「いくぞ。」

ミール「ええ。アイス・アームズ『ハンマー』!」

ミールの指揮棒(タクト)がハンマーになり始める。

手下A「よーし、攻撃一番乗りだ!」

敵の一人が剣でアルバートに切りかかる。

アルバート「アンダー・スマッシュ!」

手下A「ぐわー!」

アルバートは一歩も引かず、アッパーでしとめる。

手下達「なーに、集団で襲えばいいのさ!」

24人ほどの手下達がアルバートに襲い掛かる。

ミール「アタシがやるわ。『チリー・ストーム』!」

ミールのハンマーが地面をたたく。
すると、ミールの周りの地面(範囲は狭い)から、氷のとげが出てきた。
敵はみんなそのとげで倒れた。

アルバート「まとめてしとめる!トルネード・スカイハイ・シュート!」

アルバートが固まっている敵をまとめてどこかへ飛ばす。

そして、敵は誰もいなくなった。

ミール「さあ、まだやるんか?」

スリーエス「ほーほー。まさか僕の親衛隊をみーんな倒すとは。でーも、まだ一番強い部下は残っているんだよー。」

すると、スリーエスの後ろから、3人のチャオが出てきた。
三人とも、べたなローブを羽織っている。

???1「お呼びで?スリーエス様。」

???2「うわわ、俺たちの手下たちいねーじゃん。何やってくれてんの。」

???3「・・・・・・・殺。」

三人はそれぞれ個性を持っているようだ。

スリーエス「こいつらと、1人づつ戦ってもらうよー。」

アルバート「ひとりづつ?どういうことだ。」

スリーエス「いるじゃないか。その、リアカーの中の。」

アルバート「な、なんだと?」

アルバートはすぐに後ろを見る。
中に入っているのは気絶しているゲートなのだから。

ミール「き、汚いやないの!無抵抗のチャオを・・・。」

???1「残念だけど、これもGSのためなんだよ。」

三人の中の一人が歩き出す。

アルバート「やめろ!」

アルバートは彼に駆け寄る。

???1「無意味だ。」

彼は突然消えた。
そして、次の一瞬にリアカーのそばにいた。
なんと、彼は超スピードで一気にゲートに近いたのだ。

???1「この『ボリューム』をなめないほうが、良いよ。さーて。」

ボリュームは短剣を取り出した。
そして、ゲートをさす勢いで振り上げる。

アルバート「ゲート!」

と、突然何かの音がした。
すると、短剣がはじけ飛んだ。

ボリューム「な、何者だ・・・。」

彼の目の前には、謎のチャオがいた。

???「ざんねんだけど、ミツバ様の二の舞にはさせないよ。」

そのチャオはニュートラルハシリオヨギで、普通の色だった。
年はアルバートたちとなんら変わりない。

ボリューム「お前は・・・。誰だ。」

???「セージ。ミツバ道場・第5師範・・・。」

ボリューム「なに。」

セージ「君達の仲間がウチの師匠をやってくれたようだね。責任・・・取ってもらいますから。」

セージはものすごい殺気をボリュームに向ける。

ボリューム「よし、お前と戦ってやろう。いいですね、スリーエス様。」

スリーエス「よかろーう。ただ、確実に息の根を止めーろ。」

スリーエスは頭を縦に振ってそういった。

ボリューム「よし。」

???2「あらら。強敵出現か。まあ、いっか。」

やけに明るい敵のチャオがいう。

ミール「安心せん方がええで。」

と、彼の前にはミールがいた。

ミール「こっからは、アタシと勝負よ。」

???2「おっと、ガールな相手はお久だな。よし、この『ジャイロ』、がんばっちゃうよ!」

ジャイロはローブを取りながらそういった。

???3「『スチール』が・・・全員・・・刺す。」

静かなチャオがそういう。

スチール「まずは・・・お前だ!」

スチールは思いっきり殺気を一人に放つ。
相手は、

アルバート「よし、いいだろう。」

もちろんアルバートだ。

スリーエス「おーお。トリプルバトルか。こりゃたーのしみ。」

つづく

このページについて
掲載号
週刊チャオ第140号
ページ番号
30 / 62
この作品について
タイトル
星の門の物語
作者
しぐま
初回掲載
週刊チャオ第130号
最終掲載
週刊チャオ第184号
連載期間
約1年28日