第21話「向上する剣と新たな敵」

あらすじ ほーむぺを くりっくしたら 見れますよ
アルバート「み、見事に5・7・5だ・・・。」


ゲート「うふふ。『メテオ・セイバー』、いい名だよなあ?」

ミール「流星だからってメテオは安直や。しかもアンタ、さっきの兄弟の兄の口調が移ってるわよ。」

ミールは2連突っ込みをする。

ゲート「ははは。さて、そろそろこの洞窟から出る?」

ミール「あほ。まだアタシ達の目的は達成しておらんで。」

ゲート「え?・・・・・あ。」

ゲートは思い出した。

ゲート「この洞窟の・・・お宝。」

ミール「その通りや!まだ、見つけてへんで!」

ゲート「ま、まだ狙ってるとは・・・。」

ゲートは血の気(あるのか?)が引いた気分になった。

ミール「と、いうわけで、あたしはこの奥を調べるから、ゲートはアルバート君を見ててね♪」

ゲート「はいはい。」

そして、ミールは奥へと歩いていった。


30分後・・・

ミール「ただいま・・・。」

ミールが落ち込んで帰っていった。

ゲート「ど、どうやら、ダメだった見たいだな。」

ミール「あるにはあったけど、たいしたもんじゃなかったわ。」

ゲート「そ、そりゃたいへんだったな・・・。」

ミール「もう、しかたないことだし、もう、あなた達についていくよ!」

ゲート「た、立ち直った!(早えな!)」

ということで、ミールは完全にゲートたちの仲間になりました。

ミール「とにかく、町に帰ろうよ。」

ゲート「ああ、そうしよう。」

そして、二人はアルバートを抱えながら、町のホテルへ戻った。


そのころ。コンサートホール地下では。

ポンドは無事スネーク・ツインズをつれだし、帰還していた。

ポンド「ふう。大変な戦いだった。こりゃ、再準備しねえとな。」

???「はあ、のんきだーな。」

ポンドの近くにいたスイカをかぶったチャオが話しかける。

ポンド「まだ、時間はある。あせる必要ねえだろ?「スリーエス」。」

スリーエス「うるさーい。そんなのじゃダメなーんだ!」

ポンド「へいへい。だが、「テン・ファイターズ」同士は対等。そこまでえらくする必要はねーんだ。気楽にいこうぜ。」

スリーエス「なーに?」

ポンド「とりあえず、回復が必要なんだ。しばらくお休みするよ。じゃあな。」

そういってポンドは部屋を出て行った。

スリーエス「今度、ボク、「スイカ・ストレンジ・スフィン(S・S・Sなのであだ名はスリーエス)」が行ーかないとな。」


さて、今度はゲートたちのほうだ。
彼らはホテルに到着して、アルバートの回復を待っていた。

ゲート「しかし、大変な日だったなあ。よし、これでどうだ?」

ゲートが話しかける。

ミール「本当や。もう、こりごりにしたいわ。よし、チェックメート!」

二人はチェスをしながら、今日の話をしているようだ。

ゲート「あ、もうだめだ。参った。」

そのとき。

アルバート「・・ん・・、ここは?」

アルバートは目を覚ました。

ゲート「お、目が覚めたか。」

アルバート「ん?ポンドはどこへ行った?」

ミール「もう、とっくに逃げたわよ。」

アルバート「く。もっと僕がしっかりしていれば・・・。」

ゲート「き、気にすることないって!」

アルバート「いや。だが、僕としてはもうちょっと鍛えたいと思っている。次の町にいったらな。」

つづく

このページについて
掲載号
週刊チャオ第136号
ページ番号
22 / 62
この作品について
タイトル
星の門の物語
作者
しぐま
初回掲載
週刊チャオ第130号
最終掲載
週刊チャオ第184号
連載期間
約1年28日