第19話「ゲート&アルバート対「大狼」ポンド」

あらすじ ホペクリ!
ミール「略がめちゃくちゃ!」


ポンド「ふん、ここまでぼこぼこにしても死なないとはな・・・。さすが、赤の末裔・・・。」

アルバート「はあ、はあ・・・。」

アルバートは意識はあったが、かなり危険な状態だ。

ゲート「アル!大丈夫か!?」

ゲートは走ってアルバートに駆け寄った。

ポンド「ほう、キサマは星剣の使い手、ゲート・シュートか。」

ゲート「まさか、お前がポンドか?」

ポンド「そのとおり、俺の名は「ポンド・グラニ」。君達がスネーク・ツインズを破るとは計算外だったな。奴らはまあ、後で部屋から助け出しておくか。」

ミール「だ、大丈夫なのかな?ゲートにアルバート君。」

ミールは扉の影からこっそりのぞいていた。

ゲート「アル、コイツがオレが倒す。」

アルバート「なにをいう、お前だけでは勝てない。二人で戦うしかないのだ。」

ゲート「でも、お前の体はもう・・・。」

アルバート「なに、まだ大丈夫だ。」

ゲート「・・・わかった。だが、無理をするなよ。」

アルバート「よし。そちらも油断しないでもらいたい。」

ゲート「ああ!」

ゲートは手を上げてそういった。(人間だと、サムズアップになるらしい。)

ポンド「よし。見せてやろう。わが拳法「重狼拳」をな・・・。」

ポンドは構えている。

ゲート「早速行くぞ!「ロケット・スラッシュ」!」

ゲートは速いスピードでポンドに近づく。

アルバート「!、あいつ、あんな技を身につけたのか。」

ポンド「バカが。拳で攻める俺には格好の的だ。「ワオウ・テータ」!」

ポンドは盾のように剣を片手で受け止めた。

ゲート「な!?オレのロケット・スラッシュが・・・。」

ポンド「残念だな!「ワオウ・アイアン」!覇あ!」

ポンドの手が鋼鉄のようになり、ゲートを殴る。

ゲート「ぐわ!」

ゲートは吹き飛ばされ、床にたたきつけられた。

アルバート「ゲート!」

アルバートはすぐに駆け寄る。
ゲートは気を失っていた。

ポンド「ふん、歯ごたえがない。まったく準備運動じゃないな!」

アルバート(まずい。僕一人でもあの拳法に勝てなかった。もう、策がない・・・。)

ポンド「おいおい、もう、ギブアップか?」

アルバート「(こうなったら・・・)いや、非難するんだ。「ダウン・スマッシュ」!」

アルバートはしたの地面にパンチをした。
すると、土埃が発生した。
そして、アルバートはゲートを抱え、出口へ向かった。

アルバート(よし、このまま・・・。)

ポンド「甘い甘い。そんな手に俺はやられねえ。」

なんと、目の前にポンドが立っていたのだ。

ポンド「さあ、喰らうが良い。「ウルフ・スロー」!」

ポンドはアルバートをつかみ、投げて床にたたきつけた。

ポンド「この拳法は殴るだけじゃないんだよ。」

アルバート「ぐ、もう、体が・・・。」

アルバートは苦しそうに言う。

ポンド「もう、限界かい?つまらねえ。まあ、これも仕事だ。お前らの旅を直ちに終了させるぜ。じゃあな!」

ポンドは腕を上に振り上げる。

ミール「あ、まずい!助けないと!」

土埃が晴れて、視界が見やすくなったミールはすぐに駆け寄る。
しかし、そのときすでにポンドはアルバートに振り下ろそうとしていた。
アルバートは当に気絶している。

ミール「アカン、まにあわへん!」

そのとき、ゲートの剣が光った。

ポンド「ん?星剣が光っている・・・。」

そして、ミールが持っていたサファイア、「アイス・ストーン」がゲートの元に高速で向かった。

ミール「あ、アタシのサファイア!」

そして、アイス・ストーンは剣に触れた。
すると、剣がまた強い光を出したのだ。

ポンド「な、何?」

光がおさまると、さっきまでぼろぼろだったはずのゲートが立っていた。

ゲート「まだ、終わりにはさせない・・・。」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第135号
ページ番号
20 / 62
この作品について
タイトル
星の門の物語
作者
しぐま
初回掲載
週刊チャオ第130号
最終掲載
週刊チャオ第184号
連載期間
約1年28日