第17話「クイズでファイト!」
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ゲート「英語かい・・・。」
ぶじスネーク・ツインズを倒したゲートとミールは次の部屋にいた。
そこには一体の石像があった。
石像はダークチャオをかたどったもので、何か意味がありそうなものだった。
ミール「ゲート、これ何かわかる?」
ミールはゲートに聞いてみた。
ゲート「いや、わからん。」
ゲートは即答した。
すると、突然石像が動き出した。
石像「わっはっは。ミーはクイズ大好き石像、ロロックだ。」
そして、しゃべりだした。
ゲート「うわっ!」
ミール「きゃぁ!」
二人は同時にそう叫んだ。
ロロック「さあ、ゲエムをはじめようか!」
ミール「なに、このあほみたいな石像?」
ロロック「うわ、短気だ。だっさ。僕、君の事きらーい。」
ミール「・・・・・・・・・あんた、ええ加減にしいや。」
ミールはすごく怒った顔をしている。
触れれば、命を落としかねない気迫だ。
無論、ゲートはびくびくしていた。
ゲート「そ、それより、ゲームって、何をするんだ?」
ゲートはなるべくミールを怒らせないように、ロロックに質問をする。
ロロック「ああ、これから5連クイズをするんだ。どっちかが一人で三問正解したら、次の部屋へ行かせてあげるよーん。」
ミール「誰があなたみたいな奴のクイズに・・・。」
ゲート「よ、よーし!オレがやろう!」
ゲートは惨劇を恐れ、敵の要求にこたえることにした。
ロロック「よっしゃ!レッツスタート!」
第一問
次の???に当てはまるものを答えろ。
ヒーロー=ダーク
山=川
正義=???
ゲート「悪!」
ロロック「正解!よし、サービスに私がゴーゴーダンスを踊ろう!」
ゲート「べつにいらん。」
ロロック「なんだい、場をしらけさして。」
ゲート(お前がしらけさしてるんだよ・・・。)
ゲートはあきれまくっていた。
第二問
正月にとある家で三人が中にいました。
しばらくして、二人家に来て、催眠術で三人を犬にしました。
さあ、この時家にはチャオが何人いる?
ゲート「え?二人かな?」
ロロック「残念。三人は「自分が犬だという暗示」をかけられただけで、本当に犬にはならなかったのだ。よって、5人!」
ゲート「あ、なるほど。」
ゲートは頭に!の文字を宿していた。
ミール「あほか。こんなの引っ掛けにもなってないやないの・・・。」
ミールはすごくあきれていた。
この世界のふつうのチャオなら、5人と答える簡単問題だからだ。
ロロック「では、」
第三問
ずばり、私のフルネームは?
ゲート「え!?(あいつ、フルネームなんか名乗ってたか?)」
ロロック「3、2、1、はい!」
ゲート「え?ろ、ロロック・パルーラム・ピロピロチロチロ・チャチャッカ・レムレム。」
ゲートはとにかく、適当に答えた。
ミール「あほ!そんな長い名前あるわけ無いでしょ!」
ロロック「すごい!大正解!」
ミール「え。」
ゲート「やった!オレって、すげえ!」
ミール(んなあほな・・・。)
ミールはこのばかばかしいクイズにめまいを起こしそうだった。
つづく