第１３話「大狼と双蛇」

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ゲート「そ、ソニック調・・・。」


アルバート「き、キサマは？」

？？？「オレはポンド。『テン・ファイターズ』の一人だ。」

アルバート「テン・ファイターズだと？」

ポンド「そう、わが組織「グラージ・ソウル」の強力な戦士十人組だ。」

アルバート「なるほど。。そんな組織名ができてたのか。おかげで、呼びやすくなった。」

ポンド「そう減らず口をたたけるのは今日までだ。では、戦いの場へ案内しよう。」


そのころ、落とし穴に落ちた二人はというと・・・。

ミール「きゃー！！」

ゲート「うわー！！」

叫びながら降下していた。

そして二人は地面へ落ちた。

ゲート「くっ・・・。」

ミール「いたたたた・・・・。」

二人とも落ちたショックで痛がっている。

ゲート「おい、ミール。大丈夫か？」

ミール「だ、大丈夫。ってあれ？なに？この壁。」

そう、ゲートの部屋とミールの部屋の間には透明な壁で仕切られているのだ。

ゲート「うーむ。ほかに出口もないし、どうすればいいんだ？」

？？？「うふふ。僕たちを倒せたら、でられるよ。」

？？？２「ふふふ。でられるよ。」

ミール「だ、誰？」

すると、それぞれの部屋に一人ずつ、同じ姿のチャオが降りてきた。

？？？１「うふふ。僕はハブ。お兄ちゃんだよ。」

ミールの部屋のチャオが言った。

？？？２「ふふふ。僕はガラ。弟なんだ。」

今度はゲートの部屋のほうだ。

ミール「ふ、双子？」

ゲート「こいつらと１対１でやれってのか？」

ガラ「ふふふ。そうだよ。」

ハブ「うふふ。でも、それはムリ。」

そして、二人は同時にこういった。

ハブ＆ガラ「だって、僕たち最強の双子「スネーク・ツインズ」だもん。」

ミール「す、すねーく・ついんず？なんやそれ。」

ハブ「うふふ。「グラージ・ソウル　テン・ファイターズ」ポンドさんの親衛隊だよ。」

ゲート「『グラージソウル』？テン・ファイターズ？」

まったく聞いたことが無い名称にゲートは首をかしげた。

ミール「アタシ達の敵の組織名だよ。テン・ファイターズはその幹部よ。」

それを知っていたミールが説明する。

ガラ「ふふふ。ポンドさんはとっても強いんだよ。」

ゲート「・・・。」

ゲートはだまっている。

ハブ「うふふ。そして僕たちが君達を消さなきゃいけないんだ。」

ミール「なんやて！？」

ガラ「ふふふ。僕たち強いからすぐ終わるよ。」

ゲート「いい加減にしてくれ！」

突然ゲートが口を開いた。

ゲート「そんな武勇伝をいちいち聞いてられないんだ。そんなに強いなら、とっと勝負だ！。」

ハブ＆ガラ「うふふふふ。そうだね。じゃあ、はじめよう。」


続く