第11話「要求するのはもちろん彼女」
あらすじ ホームピージをクレック!
ミール「間違いすぎや。」
なぜか三人は町のキッズバー(ジュース中心の店)に場所を移していた。
そして、ジャズの音楽をバックにゲートはミールに二つの要求を聞いた。
ゲート「それで、何をしたらいいんだ?」
ミール「とりあえず、一つ目だけ教えてあげるわ。」
ゲート「そ、それは・・・・?」
ゲートとアルバートはつばをごくりと飲んだ。
ミール「実はこの町で100件の配達をしてほしいの!」
ゲート 「・・・・・・・・・は?」
アルバート「・・・・・・・・・な?」
二人はまた同時にそういった。
ミール「そもそもウチのオヤジは遠くの町でで物を売る商売をやってて、
遠くから買うてくれる(買ってくれるの関西弁)お客さんのために世界中で配達サービスをやってるのよ。」
アルバート「なるほど。つまり、人手が足らないから僕達に手伝ってもらおうと考えたわけだ。」
ミール「そうゆーこと!」
ゲート「あれ、じゃあさっきお前がチャオを捕まえてたのはなんだったんだ?」
ゲートはさっきのことを思い出した。
ミール「簡単なことよ。あいつが配達中に急に商品を盗むさかい、とっ捕まえたんや。」
ゲート「なんだ、泥棒だったのか。あいつが。」
ゲートはなぜかがっかりしていた。
ミール「そういうわけで、アタシに手伝ってほしいんなら、そっちから手伝ってもらうよ!」
そういうわけで、二人は50づつミールの配達を手伝う羽目になった。
ゲート「どうも!商店サファイアからの届け物で~す!」
ゲートは必要以上にハイテンションで仕事をしている。
アルバート「ど、どうも・・・。これが商店サファイアからの注文品だ。で、では。」
アルバートは余計に緊張して仕事をしていた。
こうした仕事はだらだらと続き、全部配達し終わったときには夜になっていた。
そして、さっきのバーに戻っていった。
ミール「お疲れ!よくがんばったね、あなたたち。」
ゲートとアルバートはぐったりしていた。
ゲート「それで?次は何をすればいいんだ?」
まだ元気なほうだったゲートが次の条件を聞こうとする。
ミール「おっ!聞くのが早いね~!そういうの、嫌いじゃないわよ~。」
ミールは笑顔でそういった。
アルバート「そ、そんなことより・・・次は何を・・・。」
アルバートが必死の表情で聞く。よほど配達が大変だったようだ。
ミール「実はね、この町のはずれにあるメアって言う洞窟にすごいお宝があるらしいのよ。」
ゲート(大体わかったけど、聞いとくか・・・。)
ゲート「つまり、それを見つけるのを協力してほしいと・・・。」
ミール「あたり!というわけだからがんばろう!・・・・・あら?」
ミールがみたら、二人は倒れていた。
ミール「・・・・とりあえず、ホテルにつれていこうか。」
こうして二人はミールにひきずられてホテルでとまった。
続く