第10話「第二の子孫はインターナショナル」
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???は追チャオからいろんなものをとっていた。
???「ふう。後はここの仕事を果たすだけね!!」
それを見ていたアルバートはゲートに質問をした。
アルバート「おい、ゲート。彼女、相当な実力だったな。」
ゲート「ああ、よく見えなかったけど、すごかった。案外、いい情報を持ってるかも知れない。」
アルバート「じゃあ、決まりだ。」
そして、今に帰ろうとしている彼女に声をかけた。
アルバート「おい、そこの君。ちょっといいか?」
???「何?いま、彼氏は募集してないよ?」
アルバート「いややや。ぼえぼえ、べつにそんなのでは・・・。」
アルバートが顔を赤くしてあたふたしている。
ゲート(アルはこういう話に弱いからな・・・。)
ゲートは苦笑いしながらそう頭の中で言った。
意外と純情なアルバートであった。
アルバート「んでで、話だけどど、誰か宝石の名を名字に持つチャオを知らないだろうか?」
まだアルバートは動揺している。
???「ああ、ジュエルの子孫ね。それなら一人だけはよーく知ってるよ。」
ゲート「おお!そいつはどこだ?」
???「モチ、ここ!」
それからしばらく沈黙が続いた。
(二人とも同時です。)
ゲート 「・・・・・・・・・・は?」
アルバート「・・・・・・・・・・な?」
二人は目が点になっていた。
???「アタシの名前は『ミール・ミル・サファイア』で青の末裔!!自称インターナショナルなチャオだよ!」
ゲート「え!お前がか?」
ミール「うん、この間、光の玉がウチに振ってきたんだ。あれは痛かったわ。」
アルバート「うむう。まさかこんなにすぐに青の末裔に会えるとは・・・。」
ミール「それで、あなたたちはなんて名前?相手に名乗らせて自分は名乗らんというのは嫌いだからね。」
ゲート「ああ、オレはゲート・シュート。」
アルバート「僕はアルバート・ルビー。『メラル・ルビー』の子孫だ。」
ミール「なるほど。あなたが赤の末裔ね。ちなみにあたしの先祖の名は『トルース・サファイア』よ。」
ゲート「じゃあ、もちろんお前も・・・持ってるのか?」
ゲートは期待を胸に質問をした。
ミール「?もしかして、生まれてすぐ、ウチのオヤジからもらったこの『アイス・ストーン』のこと?」
そういってミールは青い宝石「サファイア」を見せた。
アルバート「うん。これだな!」
ゲート「よし。ミール、早速だがその宝石を・・・」
ゲートは目に希望の二文字をだして頼もうとするが・・・。
ミール「まったまった!あなたたち、その宝石はどう使うか・・・。アタシには大体わかるんや。」
見事にさえぎられた。
ゲート「え?」
ゲートは今度は?の文字をアタマのあれに宿した。
ミール「アンタのその剣。『赤い宝石』がはまってるやろ。つまり!この『アイス・ストーン』もはめていくつもり。そういうことやろ?」
ゲート「え?ま、まあ・・・。」
ミール「いくらなんでもすぐに渡すわけにはいかないよ。そのためアンタたちにはアタシの「二つの条件」を果たしてほしいんや。」
アンタたち「え!?」
ゲート(な、なんで口調が関西弁に?)
つ・・づく。