第8話「新たな誓いと旅立ち」

あらすじ 前回を見たものだけに教えよう。

アルバート「意味がない。」


ゲート「よし、とりあえず、この剣を取るか。」

ゲートは剣をつかんだ。

アルバート「だ、だいじょうぶなのか・・・?さわって。」

アルバートは冷や汗をたらしながら見ている。

ゲート「・・・大丈夫だったよ。」

ゲートは剣を持ちながら言った。

アルバート「そ、その・・ようだな。」

ところが、しばらくして剣がぼんやりと白く光ったのである。
そして、光はおさまった。

ゲート「な、なんだったんだ?」

アルバート「さ、さあ・・・。」

ゲート「まあ、いいや。とにかく準備してくるよ。アル、ここでまっててくれ。」

アルバート「かまわないが・・・。うーん。」

どうやら彼はさっきの異変が気になるようだ。座りながら考え込んでいる。

ゲート「じゃ!」

ゲートは一気に走っていった。

アルバート「いつか、あの剣のことも調べないといけないな・・・。」

10分後。ゲートは帰ってきた。

ゲート「おまたせ!さあ、いこう。」

アルバート「ああ。」

ゲート「いいか。これから、何が起こってもオレ達は仲間で、友達だ。」

アルバート「もちろん、僕は君を見捨てたりはしない。約束する。」

ゲート「じゃあ、出発!」

こうして、二人は町を出た。




「・・・・・・・・・そうか、ついにあの剣がよみがえったか・・・」

ここは鋼鉄ばかりで構成された部屋。どうやら、基地のようだ。
そこにはシェード・ホワイトと一人のチャオがいた。

シェード「はい。先ほど、偵察していた部下からそう連絡が来ました。」

「ふん。いくら伝説の聖剣とはいえ、その使い手はまだ子供ではないか。」

どうやら、シェードたちの親玉のようだ。

シェード「ですが、万が一のため、早めに芽をつぶしたほうがよろしいかと。」

「なるほど。では、シェードよ。『十戦士(テン・ファイターズ)』を子孫どもと剣の使い手に差し向けろ。」

シェード「どうするつもりで?」

「もちろん、殺せ。」

シェード「おおせのままに、????どの。」


続く・・・

このページについて
掲載号
週刊チャオ第133号
ページ番号
9 / 62
この作品について
タイトル
星の門の物語
作者
しぐま
初回掲載
週刊チャオ第130号
最終掲載
週刊チャオ第184号
連載期間
約1年28日