第6話「過去の誓いと不思議な森」
あらすじ だーかーらあ・・・前回を見ろよ!!
ゲート「おいおい、読者に失礼な態度取るなよ。」
「まて!」
大きな声がした。
「誰だ?」
みんながまた声がするほうを向く。
今度は柱の横にアルバートが立っていた。
「僕はアルバート・ルビー。ちょうどそこの子と同じぐらいの年だ。」
「ほう。てめえもこいつと同じ目に遭いたいようだな。」
「いや、そうなるのはお前のほうだ。」
アルバートは不敵な顔で言い放った。
「な、なに?はったりか?」
「いやいや、これは必然だよ。はっ!」
アルバートは5人のうち1人を殴って気絶させた。
「なに?一番力がある、ルンバが・・・」
残りの四人は顔が真っ青になっている。
「に、逃げろ!」
「は、はい!」
四人は走って逃げた。
「まったく。おっきいわりに、体もココロも弱いな。」
アルバートはあきれながらも安心していた。
「おい、アルバーガー。」
ゲートがアルバーガーに話しかける。
「アルバートだよ。」
「アルバート、サンキュー。危ないところだった。」
「何をいってるんだ、首を突っ込んだのは君じゃないか。」
「まあな。僕は悪いやつを見過ごせないんでね。」
「無鉄砲なヤツだな。」
「まあな。ちなみに僕の名前はゲート・シュートだ。」
「ああ、よろしく。案外、いい友達になれそうだな。」
「そうだな。じゃあ、今日から親友だ!いいか?」
「おいおい、会って間もないのにか?まあ、いいだろう。」
あの日、オレはあいつと出会った。そして、親友の誓いを立てた。
それからは、ともに笑い、ともに歩き、ともに時を過ごした。
なのに、どうして、あいつは・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・
(回想は終了)
ゲート「あれ?ここは・・・?木がいっぱいあるみたいけど・・・。」
気がついたら、ゲートは森にいた。
そう、光も来ない、暗い、暗い森の中・・・。
ゲート「どこだ?めちゃくちゃ暗いし、木もぼんやりとしか見えないし、しぐまはポテトチップ食べてばっかだし。」
「ここは・・・、サンシャイン・フォレスト・・・光と希望の森・・・だった・・・。」
突然女の子の声が響いた。
そして、後ろからチャオがやってきた。
0話で出たあのヒーローカオスだ。
ゲート「誰だ?」
「今は・・・いえない・・・です・・・。」
ゲート「そうか・・・。」
「ゲート・・・さん・・・でしたね・・・。お願いが・・・あります・・・。」
ゲート「な、なんだ?」
「次の朝・・・、アルバート・ルビーさんが・・・出発・・・します・・・。」
ゲート「ま、またあいつか・・・。」
さきほどのことで、ゲートはうんざりした顔をしている。
「そのとき・・・彼は・・・絶対に・・・赤い宝石を持っています・・・それを・・・空にかざしてください。」
ゲート「なぜ?」
「とにかく・・・やって・・・ください・・・では、さようなら・・・。」
女の子は消えていった。
ゲート「なんだったんだ・・・?あの娘。」
続く