2 ~第十二話~
ゼロ「光る物はどこですかねぇ・・・。」
~第十二話 「希望と勝利の光」~
俺はとにかく光るものを探していた。が、こんな暗い所にそんなに光る物があるかどうか・・・
ゴースト「上。」
ゼロ「ん?」
ドゴォ!!!
・・・ああ・・・今フットが操られてたんだったな・・・バカした・・・。
俺は超低空で吹っ飛ばされて地面に摩擦でもかけるかのように倒れた。
・・・ん?摩擦?・・・ああ、これいけるかもしれねぇな・・・。
俺はすぐ立ち上がった。
フット「・・・。」
ゴースト「おやおや、この子もそろそろ僕の玩具になろうとしているみたいだねぇ。」
ゼロ「んな!?おいフット!」
フット「・・・。」
ゼロ「チィ、行くっきゃねーな!」
俺は走った。銃を地面につけ、擦りながら、スピードを上げる。摩擦によって一気に火花が散る。
ゴースト「な・・・。」
風の能力を使って更に走る。ソニック並の、超音速速度で、ゴーストの周りを炎で囲む。
ゼロ「へっ!これで逃げ場は無い。」
ゴースト「がああああアアああアアアアアアアアア!!!」
ゼロ「うわ!なんだ!?」
急に叫び始めた。弱点のせいか・・・?
ゼロ「さて、こうしてる内に・・・。」
フット「・・・。」
・・・俺とフットは、向き合った。実際に、こいつとはバトった事がある。学校の方で。
あの頃は能力を使ってない。いわばチャオカラテ以上ソニバト未満ってとこだ。
今は・・・ソニバト以上だろうな・・・。
リム(・・・行かなきゃ・・・)
続く・・・