第五話「到着」

あらすじ
~ついにチャンスたちの冒険がスタートした~

~7月31日 14:28 砂漠地帯~

チャンス「はぁ・・・、はあ・・・」
マグナム「おい、まだなのか?」
チャンス「ああ・・・まだ2キロだ・・・」
ソニハル「え~!!ご飯が持たないよ・・・」
チャラピカ「そういう問題じゃないでしょう。それより水よ!!水!!」
シンクが水の量を確かめる。
シンク「後3.232リットルしか残っていません・・・」
チャンス「よ、よく分かるな・・・」
シンク「はい、なぜか分かるんです。」
チャンス(記憶がなくても特技は残るものなんだな・・・)
チャンスは1人で深く納得した。
シュン「そんなことしてないで早く行きましょう。」

一時間後

彼らの目の前には町が見えた。
ソニハル「つ、着いたぞ!!!」
チャンス「よっしゃ!!」
シンク「ここが・・・私のふるさと・・・」
チャンス「ああ、お父さんに会うのが楽しみだろう・・・!!」
そういってチャンスは笑った。
シンク「ハイ!!」
シンクも笑った。
マグナム「じゃあ、早速突入だ!!」
みんなは街へ走っていった。


チャンス「というわけここがヒーロー国の町か」
チャラピカ「そのようね」
チャンス「ああ・・・って、何してんの!!」
チャラピカはどこかの宗教の人みたいに布で体を覆っていた。
チャラピカ「当たり前よ。だって私、ダークだもの。見つかると袋だたきにあうわ。」
チャンス「なるほど。」
シンク「私の布を着けときました。」
シュン「見つかったら誤解されますからね。誘拐とかに。」
ソニハル「ここはサンライトタウンって街のようだ。」
マグナム「へえ、じゃあお城がどこにあるかあの兵士に聞いてみようぜ」
彼は兵士に指をさした。
ソニハル「すいませーん」
兵士ガーチャオ「なんですか?」
ソニハル「僕たち、お城を観てみたいんですけど、どこにありますか?」
ガーチャオ「城ならここより北東にある都、ホーリースクエアにあるぞ。」
ソニハル「ありがとうございます。」
シュン「では、いってみましょう」

―同時刻 ヒーロー城内―
そこにいたのは天王であった
天王「うーむ。」
ヘイシチャオ「天王様、シンク様が心配なんですね。」
天王「当然だ。ワシは部屋へ戻る。」
ヘイシチャオ「はっ、城には指一本触れさせません。」
ガチャ!!

―部屋の中―

突如天王がさっきの威厳は何処へと
天王「シルクちゃーん!!どこへ行ったのだー!!パパは心配してるぞ!!」
となき始めた。
そう、天王は超心配性、超親バカだったのだ。
???「そんな心配する必要はないですよ。天王陛下殿。」
天王「だ、誰じゃ!!」
???「それはどうでもいいことです。もうあなたは何も考える必要はありません。」
天王「な、なぜじゃ!?」
???「こういうことです。」
カッ!!
謎のチャオから突如光が放たれた。
天王「うわー!!!!!」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第92号(兼、300P記念) 
ページ番号
7 / 20
この作品について
タイトル
光と闇の行方・・・
作者
しぐま
初回掲載
週刊チャオ第91号
最終掲載
週刊チャオ第122号
連載期間
約7ヵ月6日