第六話「街の闇」後編

後編ですよ。いよいよ決着です!!。

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もの凄い音と同時に光を発した。
煙が高く舞い上がっている・・・・・・。

グランド・ナックル「な・・・何が起きた?」

グランド・ナックルが唖然としていた。

チャオリン「はぁ、はぁ・・・。どうやら防げたみたいね・・・。」
グランド・ナックル「!?!?。そ、そんなはずが無い!!。防げる物ではなかったはずだが!!」

グランド・ナックルは驚いたように言った。

チャオリン「しょせんは防げる物なのよ!。くらいなさい!!。ダブルウェーブパンチ!!」

息をする間もなくチャオリンはダブルウェーブパンチを放った。

グランド・ナックル「こ、この俺様がたかが女ごときに負けるだとぉ?そんなはずが・・・・・。」

ボォォォォォォォォォォォォン!!

ダブルウェーブパンチがHITし、大爆発を起こした。

チャオメリス「・・・・・・・・・・・・・・。」

チャオメリスは唖然としていた。

チャトウ「あれが・・、チャオリン!?」

チャトウも唖然としている。

チャミダマル「まじか~。逆らえねぇ~。」

チャミダマルまでびびっていた。

チャオラン「おねぇちゃんすごーい。」

チャオランは完全に誉めていた。

チャルフィス「・・・・っと、ぼけっとしてる場合じゃ無さそうだな。さっさと余りものの子分片付けなきゃな・・・・って、逃げたか。」

さすがのチャルフィスまで見とれていたようだった。

チャオリン「ふぅ、あんな奴簡単だったわ!」

チャオリンは手を叩いて払いながらそういった。

チャルフィス「かなりびびってた顔してたくせに。」

チャルフィスはしっかりお見通しであった。

チャオリン「う、うるさいわねー。別に怖がってた訳じゃないわよ!!」

チャオリンは慌てて顔が赤面になりながら言い返した。

チャトウ「そのようには見えませんが。」

チャトウも少し笑いながら言った。

チャオリン「な、何がおかしいのよ!!」

顔がもっと赤くなる。

チャミダマル「さては何か隠してるな?」
チャトウ「もしかして・・・。」

2人はこちょこちょ小声で言い合った。

2人「やっぱりそうだよな!!」

息が見事に合っていた。

思わず2人はチャオメリスとチャオランにも言った。

チャオメリス「なるほどね~。」

チャオメリスはくすくす笑いながらいった。

チャオラン「なるほど~。」

チャオランもにやっと笑った。

チャオリン「な、なによ、みんなで!!」

チャトウ「なにも皆じゃないぞ。ほら、あそこに暇なお人が。」

チャトウの指の先にはチャルフィスがいた。
チャオリンの顔がもっと赤くなる。

チャオメリス「言っても良いかな?」
チャトウ「げ、ソレは俺たちの命が危なくなる。」
チャミダマル「そうそう、言わない事!!」
チャオラン「でも勝手に思ったのは貴方達でしょ?」
チャオメリス「ってことで言っちゃおー。」
チャトウ「や、やめてくれー!!」
チャミダマル「ちょ、ちょいまちー!!」

しかし、遅かった。

チャオメリス「あなた、チャルフィスに恋心抱いてるでしょ?」

チャオメリスはチャルフィスに聞こえないよう小声で言った

チャオリン「そ、そんな訳無いでしょー!!」

チャオリンの顔はやかん状態になった。

チャトウ「え、言っちゃった・・・。」
チャミダマル「ってことは・・・・。」

チャオリンの回りには炎が立ち込めているようだった。

チャオリン「ダブルウェーブパ・・・」

と叫んだその瞬間。

パシッ。

誰かがチャオリンの腕を掴んだ。

チャルフィス「無駄に力使うなよ。ま、あの2人はほっといた方が良いぞ。」
チャオリン「う、うん・・・・・・。」

チャオリンのあせりが一気に引いた。

チャルフィス「おい、そこのバカ兄弟、さっさと行くぞ。」

チャミダマルとチャトウは木の陰に逃げていた。

チャトウ「バ、バカ兄弟!?」
チャミダマル「それはないだろー!!」
チャオメリス「お似合いねー。」
チャオラン「わーい、バカ兄弟、バカ兄弟だー。」
チャトウ「う、うるさいっ!」

こうしてこの街の激闘はおわった。

次回予告!!
チャオリン、チャオランの昔からの友達、チャルメスにであう。
しかし、その楽しい時も束の間だった。
次回!!「ひと時の瞬間」お楽しみに!!。

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どうでしたか?かなりの長編になりましたが、感想御願いします。
ではっ!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第38号
ページ番号
15 / 19
この作品について
タイトル
光の代償
作者
NEOH
初回掲載
週刊チャオ第27号
最終掲載
週刊チャオ第40号
連載期間
約3ヵ月2日