第9話

どうも、ビターだ。
まったく、一人称ってのはめんどくさい…
ひきうけちゃったものは しょうがないけどな…

さて、
チャオリンとかいうのはゆっくり話し出す…はずたったのだが…

チャオリン「…私達が貴族だからにきまってるじゃなーい☆」
ビター「…速答だな…」
チャオリン「だって当然でしょ!? 本来ヒーチャとダーチャは会うことだって許されてないのよ!?」
ビター「いや、そうなんだけどさァ」
ポップ「わかってるならつべこべ言わない!」

チャオリンは びしっと俺を指差して叫んだ。
いちいちうるさい奴だな…

ポップ「え~、だって私は帰りたくないですぅ。せっかく来たのに…」

ブーたれるポップ。
それにたいし、…誰だっけ…・そうそう、チャコロが注意する。

チャコロ「何をいっているんです、ポップ様! カオス族というのは、かくかくしかじか…」
ポップ「…うるさいですぅ…」

すっ、とホウキをとりだすポップ。
どうもチャコロの発言には かなり反抗期らしい…
勉強嫌いっぽいもんな…あいつ。
チャコロはぎくっと 身をひいた。

チャオリン「とにかく! ポップはガーデンに戻すからね!」
ポップ「えぇ~ ひどいですぅ~」
ビター「…じゃぁ 俺も帰るのか…」

ポップ無しでチャオガーデンいるのも、あんまり意味ないしな。
は~、貴族の血は重い…(それでいいのかビター!?
いや、あんまりよくないけどさ…

と、その時!

???「ちょっとまちなさ~い☆」

…は? 誰??

このページについて
掲載号
週刊チャオ聖誕祭記念特別号
ページ番号
10 / 14
この作品について
タイトル
チャオドリーム
作者
サマーソルト
初回掲載
週刊チャオ第34号
最終掲載
週刊チャオ第54号
連載期間
約4ヵ月21日