第6話 後編
どうも~ポップですぅv
はたまた 不思議な空間にやってきた私とビターさん。
何語かわからない音楽が流れる中、私とビターさんは七色に輝く階段を
ちょっぴり早足で のぼっていきましたぁ。
「…ここがチャオガーデンの入り口だな?」
「そうみたいですねぇ」
今までのガーデンの入り口とは違って、なんというか…森みたいな
雰囲気をだたよわせる入り口です。
入りたくないわけじゃないけど、入りたいとも思わない、変な感じ…
「…入るか」
あ、やっぱり入ります?
はぁ~、私達って追われる身…なんでヒーローガーデンにダーチャは
入れないのですかぁっ!
…つべこべいっても しょうがないですよね。
チャオガーデンなら、両方入れるだろうし…
「そうですね…いざっチャオガーデンっ♪」 ヴゥウン!
…私達の前には、見渡す限りの広い草原が。
ここが チャオガーデン?
みたこともないチャオさんがいっぱい…おいしそうな木の実もあるし、
滝もあるですっv
しばらく見ていると、突然背後から声が…
「誰でござる?」
「ポップですぅv ……痛い痛い! ビターさんつねらないで~!」
「馬鹿! 門番だよ…」
「門番? あ~門番…って門番っ!?」
で、でもチカラ二次進化じゃないし…何よりござる喋りですよぉ!?
「そのとーり、拙者は門番のニンニンでござるっ」
「はぁ、ニンニンさんですか…」
温厚そうな方で…ござる喋りなんてどこで覚えたんですかぁ…
「やっぱり 俺達を捕まえるのか?」
……はっ! そうでしたぁ…
やっぱりホウキだしとこうかな?
「捕まえたりはしないでござるよ?」
「……は?」