第6話 前編

どうも~、ポップですぅv
前回突然現れた オニキスチャオさんっ!
あ、名前はオリーブっていうらしいです~。
叫んで聖なるバイ菌で聖水でバシャーンで やっつけたのですが、
けっこう悲鳴あげたので 誰か来るらしいです!
というわけで、チャオガーデンに逃げ込むことになった私達。
早く ダークガーデンからでなくちゃです☆

「ビターさーんっ まってくださいよぉ~私ハシリのスキル低いんですっ!」
「そんなこと言ってる場合じゃないだろっ ここにはシャドチャがいるんだ!」
「いると なんなんですかぁ?」
「すぐ 追いつかれる!」

そんなぁ~ バスでもあればな…
100リング払うだけで あっというまにチャオガーデンなのにっ。

すこけっ☆
「あうちっ!」

…ってビターさん何転んでるんですかっ!
こういう時転ぶのは 普通ヒロインの方なんですよぉ~?

「ビターさんっ 早く早くっ」
「…わかってるって…ってあ!」
「あ?」
「見つけたぁっ!」

赤いライン…噂のシャドチャですっ。
噂をすれば影とはこのことですねぇ…

「あ、どうも~ポップですぅv」
「いやいやこちらこそ…チャオルだよ~」

わぉっ ビターさん以外でちゃんと名乗られたのは初めてですっ☆
シャドチャなのに スローペースな喋り方…

「…チャオル」
「あ、ビター。何でヒーチャと一緒にいるのさ?」
「……それはだなぁ…あ! あんなところに空飛ぶオウムっ!」
「えっ 嘘っ? どこ?」

突然空を指すビターさんの手。えっ!? 空飛ぶオウムっ!?
どこどこ どこにいるんですかぁ~!?
と、私とチャオルさんが探していると、突然ビターさんは私の手をひっつかみ超絶ダッシュ!

「ちょ、ちょっとちょっとビターさん何すんですかぁ~!? オウム~!!」
「…バカ! オウムが空飛ぶのは当たり前だろっ(小声で)」

…あっ そうでしたぁ…
後ろから まだオウムを探しているチャオルさんの声を聞きつつ、
私と ビターさんはダークガーデンをでていきました…

このページについて
掲載号
週刊チャオ第40号
ページ番号
6 / 14
この作品について
タイトル
チャオドリーム
作者
サマーソルト
初回掲載
週刊チャオ第34号
最終掲載
週刊チャオ第54号
連載期間
約4ヵ月21日