第二十三話
さっきwiiで書こうとしたらやり辛くて挫折したorz さてそんなこんなで二十三話スタートです。
第二十三話:ゼタリオン族
―ゼタリオン族とは―
ゼタリオン族は、太古の昔より山に囲まれ他のチャオと隔離されて暮らしてきた一族。一番の特徴は生まれつき目の色が緑色という事。
そして普通のチャオに比べて戦いの素質が非常に高いことが特徴として挙げられる。
現在は最後の生き残りであったファントムとスティグマが死亡した為、ゼタリオン族の血は途絶えたものと思われる。
この素質の高い中で、更にトップクラスの素質を持つ一部の者だけが、覚醒(下記)する事が出来る。
因みにゼタリオン族が他のチャオと交流を持ったのは今から120年程前の事らしく、その時からゼタリオン族は減少傾向にあったらしい。
―覚醒―
覚醒には今まで二種類が確認された。
一つ目は体の色が変わり、目の色が銅色に変わるブロンズアイと呼ばれる覚醒と、
ブロンズアイに覚醒できる素質を持つ者の更に上を行く者が覚醒するシルバーアイの二つである。
この色順からしてゴールドアイの存在が予測されるが、それ程の力を持つ者は生まれなかった為に存在が確認されなかったという推測もできる。
基本的には覚醒できる素質を持つ者が、途轍もない努力を重ねる事によって覚醒する。
ファントムは最終決戦でシルバーアイに覚醒した。
――――――――――――――――――――――――――――――
スプラ「まあ、基本的なところはこれ位かな。」
シグマ「マイティソードはこのライトって人が持ってた武器なのか・・・」
エクサ「じゃあお前の死んだ叔父さんってのはこの人達の知り合いだったって事か!?」
シグマ「そうか・・・確かにそうだな・・・」
フェザー「シグマの親父がこの中にいたりしてな!」
フェザー以外「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
スプラ「その可能性も否定できないわ・・・」
ザルメス「そうなるとつじつまが合わないぞ。フェザーとエクサの親父を抜いた三人は全員結婚すらしないような年齢で死んでるじゃないか。」
因みにフェザーの父親はジャンゴです。念のため。
スプラ「じゃあこの中の内シグマのお父さんがいるとしたら・・その人は生きている、って事?」
シグマ「待て、この中の誰かが俺の父さんと決まってるわけじゃないぞ。」
フェザー「うーん・・・・謎は深まるばかり・・」
ヒュウウウウ・・スタッ!
天井の穴からケインが降ってきた。
ケイン「よお!」
エクサ「親父!」
シグマ「初めまして。俺の名前は・・・」
ケイン「シグマだろ!?エクサから聞いてるから知ってるぜ!」
フェザー「初めまして!俺の名前はフェザーです!」
ケイン「ああ、ジャンゴのガキか!よかったな!ガチガチのあいつに似なくて!」
フェザー「(^^;」
スプラ「初めまして。スプラといいます。」
ケイン「よろしく!」
ハルツ「どうした、ケイン。何か用か?」
ケイン「お前らに協力する為に来たんだ。ジャンゴにも連絡しといたぜ。」
ザルメス「ケインさんがいればバトラーにも勝てそうだ!スプラも加わったしな!」
ケイン「(・・・・・・・・!!!!)あ、ああ・・・・」
ケインはなぜか動揺していた。
シグマ「(どうしたんだ、ケインさん・・・明らかにザルメスの言葉に動揺していたが・・・・・)」
ハルツ「SCAIやGCA、それにMCAもそろそろ幹部が動いてくるだろう。」
プルルルルルル・・・ハルツの家の電話が鳴った。
ハルツ「来たか。」
ガチャ!ハルツは電話の受話器を取った。
ハルツ「もしもし・・・ジャンゴか。・・・・・ああ、分かった。今から向かう。GCAの基地だな。分かった。それじゃあ。」
フェザー「父さんか。何だって?」
ハルツ「今からGCAの基地に行くぞ。場所はNTSの地下だ。まあワープマシンですぐ行けるからの。地下を通る必要はない。」
シグマ「じゃあ行こう。」
ハルツ「うむ。」
ハルツは壁のボタンを押し、ワープマシンを床から出した。
エクサ「それじゃあ行くぜ!」
全員は一人ずつワープマシンに入ってワープしていった。
第二十四話に続く