第十九話
ドガガガアァァァン・・・
メタルチャオは全員まとめて消し飛んだ!大砲の弾は地面を大きく削った後、消滅した。
フェザー「ザルメス、帰るか。」
ザルメス「おう。」
ザルメスとフェザーは帰っていった。GCAのチャオは北部で戦っているGCAの中隊を援護する為、北部へ向かった。
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第十九話:エクサ、シグマを訪ねる。
さて、前回の話、ザルメスとフェザーがハルツの家に帰った辺りが午後4時ほど。第十九話は午前4時からスタートです。
―シグマサイド―
ピンポーン・・シグマの家のインターホンが鳴った。
今は午前4時、シグマは寝ていた。
シグマ「何だ・・こんな時間に・・今は朝の4時じゃないか・・まだ外も暗いぞ・・」
シグマは半目になっている目をこすり、玄関に向かった。
ピンポーン・・シグマを急かすようにもう一度インターホンが鳴った。
シグマ「分かってるから何度も鳴らさないでくれ・・頭に響く・・」
シグマはドアを開けた。
エクサ「オッス!」
シグマ「エクサ・・オッスじゃない・・何だこんな時間に・・大体何で俺の家が分かった・・・」
エクサ「お前が前さようならの森に住んでるって言ってたじゃねえか。」
シグマ「そういえばそんな事も言ったっけな・・記憶には無いが。」
エクサ「いやぁ。探した探した。表札にビクトリーって書いてある所を探したんだ。
まあ三軒目ですぐ見つかったからよかったけどな。立ち話もなんだ、上がるぜ。」
シグマ「俺はまだ上がっていいとは言ってないんだが・・まあいいか。」
エクサはシグマの家に勝手に上がり込んだ。シグマはエクサを自分の部屋に案内した。
シグマ「俺は寝直したいんだが・・寝るぞ、俺は。」
エクサ「なんだ、ちょうど二段ベッドじゃないか。俺上な!」
シグマ「あ、ちょ、おい!痛て!」
二段ベッドの上に行こうとしたシグマを引きずり落とし、エクサは二段ベッドの上に行った。
エクサ「はぁ・・俺も寝ずにここまで走ってきたからな・・・疲れたぜ。しかし二段ベッドで良かった。うん。
俺は二段ベッドの上で寝るのが好きなんだな。マジで。」
シグマ「二段ベッドじゃなっかったらお前には床で寝てもらってた。
シングルベッドで男とギュウギュウ詰めになって寝るなんて気持ち悪くてしょうがない。」
シグマは渋々下のベッドに寝て、エクサに話しかけた。
エクサ「お?じゃあ女だったらいいのかな?シグマ君?(ニヤニヤ」
シグマ「ち、違う!そういう意味で言ったわけじゃない!バカ野郎!」
シグマは顔を赤くして怒った。
エクサ「お?その動揺の仕方、シグマさんあんたも男だねぇ!」
シグマ「おいそれ以上こんな話をしてみろ!外に叩き出してやる!この小説の人気も只でさえないってのにさらに落ちるだろ!」
エクサ「俺が言ってるんじゃない!作者が言わせてるんだ!」
シグマ「人のせいにするな!責任は自分で償え!」
シグマは二段ベッドの下から顔を出し、怒っていた。
シグマ「もういい!俺は寝る!」
シグマは怒りながら寝た。てか怒りながらなんて寝れるのか。
エクサ「スネちゃった・・・俺も寝よ。」
二人は眠りに付いた。
第二十話に続く