第一章 第3話 「カイの知り合い・・・!?」

~あらすじ~
ウォーク(主人公)の大親友のバル。ある日、サンダーと言う闇が来て、バル達をさらっていった。
3週間以内にバル達を救わなきゃバル達に危険が・・・!
ある町へ向かったウォークは、カイと言うナルシストっぽい♂チャオに出会った。
武器のない二人は、カイのジィが昔コレクションで集めていた武器をもらった。
数時間たって外に出てきたウォークは光をあびながら、命をかけてもバル達を救うと光と誓ったのである。


カイ「うーんと、地図によると、この橋を渡らなければならないな」

今二人は地図通りに歩いていた。ウォークが「行って見なきゃわからない」と言うので言ってみたのである。

ウォーク「・・・・・・・・・・」

カイ「・・・・ウォーク?」

ウォークは下を見てブルブルふるえているようだ。
なぜかというと――――

カイ「(うう・・・絶対俺が高所恐怖症だなんて言えねぇ!ヒーロー失格じゃないかぁ!)」

カイ「ウォーク・・・もしかしてー・・・」

ウォーク「(チィッ!バレたかぁ・・・!?)」

カイ「早く橋を渡りたくて、バル達を助けたくて、ガマンできないんだろ^^だからふるえてたんだ」

ガクッ!
ウォークはガクッとして少し焦っていた。

ウォーク「ア・・・アハハハ(セーフ!バレなかった)」

カイとウォーク橋を渡ろうとする。
ギシ・・・ギシ・・・ギシ
今でも壊れそうな音が出ていた。

カイ「変な音がするな・・・」

ウォーク「あ・・・あぁ」

二人はそ~っと歩く。
・・・っと、その時・・・!!
ギシャァッ!

カイ「!!!???」

カイが橋を渡っていたら、足を滑らしたら、橋のロープがどんどんちぎれていく。

ウォーク「ヤッベェ!」

カイ「し・・・死ぬぅーーーーー!」

カイは勇気と希望のある男と言っていたが、けっちょく泣き虫だった・・・(汗
それはともかく、ウォーク達はどんどん落ちていってしまう。
もうカイは気絶していた。

ピュ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・・・ボチャン
下が川だったから、奇跡みたいに助かった。

ウォーク「ハァ・・・ハァ 川で良かったぜ。陸に行かなきゃ」

ウォークはカイを連れて陸へ来た。

ウォーク「・・・カイ!カイ!!」

カイ「・・・・うぅ。ここは天国か?」

ウォーク「バカ言うんじゃねー!俺達もうずぐてヤバイ事になりそうだったんだからな~~~!!」

ウォークはカイにどなりながら言った。

カイ「って・・・これからどうするんだよ・・・」

ウォーク「・・・・・・・・・・・・」

二人は無言のまま1時間がたった。
その時、後ろの木から「ガサッ」と音が出た。

ウォーク「カイ!逃げろ!やられるぞ!」

グサッ!
地面に手裏剣が落ちてきた。

カイ「・・・・これは、忍者チャオか!?」

ウォーク「おそらくそうだな・・・」

ガサガサガサッ!
また音を立てていた。

???「・・・ッチ!俺もまだまだだな・・・」

ウォーク「お前は誰だ!隠れてないで出て来い!!」

???「フン!言われなくてももう出てるわ!俺はサンダー様の使いのシャウクだ!」

カイ「・・・!!!」

なぜかカイはシャウクを見ると引き下がる。

ウォーク「・・・カイ?」

シャウク「・・・おや?久しぶりだなぁ。カイさんよぉ」

ウォーク「カ・・・カイ!?」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第167号
ページ番号
3 / 4
この作品について
タイトル
HARD−光と闇−
作者
チャンポン(チャックル,HARD)
初回掲載
週刊チャオ第166号
最終掲載
週刊チャオ第167号
連載期間
約8日