【5話】

ここは、ごく普通のチャオガーデン。

また、いつもと同じ景色が続く。

チョニック「あぁ~。暇チャオ。」

チェイルス「どうしたチャオ?走らないチャオ?」

チョニック「だってぇ。ここ、せまいチャオ。」

チャッコー(チャックルズ)「チョニックー!お前も、一緒にカラテの練習するチャオ!」

またパンチの素振りだ。

チョニック「かったる~いチャオ・・・。」

チェミー「早く生まれないかな~。チェミック・・・。」

それは、この前、チョニックと、チェミーの間で生まれた卵。

名前は、チェミックらしい。

チョニック「もう、どうでもいいチャオ・・・。」

すると、シャドウがチャオガーデンにやってきた!

チャッコー「シャドパパチャオ!!」

チェイルス「シャドパパが来るなんて、めずらしいチャオ!」

シャドウの周りに、チョニック以外のチャオが集まる。

シャドウ「今日は、君達の新しい仲間を連れてきた。」

手から下ろされたチャオは、シャドウチャオだった。

シャドウ「名前は、チャドウ。仲良くするがよい。」

シャドウはもう帰ってしまった。

チャドウ「・・・フン。」

チャッコー「今日から仲間チャオ!よろしく。」

手をさしのべた。

パシン!!!

チャッコー「痛っ!!手をはらうなチャオ!!」

チャドウ「僕は誰の力も借りないチャオ。誰の手も・・・。」

チェイルス「(また面白くないチャオが来たチャオ・・・(汗))」

チェミー「チョニック、ほら、新しい仲間チャオ!挨拶するチャオ!」

チョニックは、岩の上で寝そべっていた。

チョニック「暇・・・暇・・・。あんなチャオ、興味ないチャオ・・・。」

キラーーン!

チャドウが猛スピードで、チョニックのところへ向かった!!

チャドウ「つまらないチャオで悪かったチャオな。」

チョニック「うぉっ!?ビックリしたチャオ!」

チャドウ「所詮はロクに走れないノロマチャオ。僕の相手ではないか・・・。」

チョニック「ハン、そういうお前はどうなんだチャオ?」

チャドウ「僕は全てが完璧な究極生命体チャオ。不可能なことはない。」

チョニック「・・・・なるほど。」

チャドウ「フン。君に勝ち目はない。」

チョニック「ということは、泳げるチャオね?」

チャドウ「ギクッ!!」

チョニック「不可能なことはないって言ったチャオ。」

チャドウ「・・・今日は体調が悪いチャオ。水には入れないチャオ。」

チョニック「逃げてるチャオね。所詮はチャオのこと言えないチャオね!(人のこと言えないという意味)」

チャドウ「・・・・・・」

チョニック「顔に書いてるチャオよ~?」

チャドウ「フン!これはシャドパパの命令をうけ、泳げなくしただけチャオ!」

チョニック「まぁまぁ、誰にでも不可能なことはあるチャオ!」

チャドウ「~~~~・・・(クソォッ・・・)」

こうして、また一日終わった。

【日記】
今日の僕は、調子が悪かったチャオ。
しかし、あの、チョニックというチャオ・・・何者チャオ・・・?
この僕を口止めするとは。
今度、よきライバルになりそうチャオ。
でも、やっぱり引っかかるチャオな・・・

チャドウ

このページについて
掲載号
週刊チャオ第198+大晦日号
ページ番号
5 / 12
この作品について
タイトル
ゴク普通チャオ日記
作者
雷神(プラズマ)
初回掲載
週刊チャオ第197号
最終掲載
週刊チャオ第199号
連載期間
約15日