白いチャオに手をひかれ、来たところ。

そこには、白いソニックチャオがいた。

「ようこそ。雪チャオ銀世界へ。」

「あなた・・・・・・誰?」

僕は聞いて見た。すると、

「私は、この雪チャオ銀世界の主。スノゥ。」

「えぇっ!?スッ、スノゥ!?」

僕は驚いた。

「スノゥ!!家に帰ろう。というか、君、喋れるんだ。しかも、ここの主!?」

スノゥは、答えた。

「理解できない。君は誰?家?私の家はここだ。」

僕はびっくりした。

「え?・・・・・・・ねぇ、スノゥ、帰ろうよ・・・・・僕の友達は君しかいないんだよ・・・・?」

スノゥは、

「誰なんだ。」

「帰ろう!!スノゥ、帰ろう!!」

僕はスノゥの手をひっぱった。

スノゥは、

「何をする!!!やめろぉーーーーー!!!」

あの暖かかった雪が、いきなり冷たくなって、僕に襲い掛かってきた。

「なっ、なだれ!?」

いや、違う、スノゥが、雪を操っている。

「さぁ、逃げろ人間。はやく逃げないと、雪につぶされるぞ。」

「いやだ・・・・・いやだぁぁ!!!」

「人間め、まだ言うか!!うぉーーーー!!」

ザザーーーーーッ・・・・・

雪が僕に襲い掛かった。

「僕の・・・・・・・スノ・・・・ゥ・・・・・・・」


「・・・・・・・人間にも、こういう奴がいるんだな・・・・」

スノゥはにっこり笑った。・・・・・・・・

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第152号
ページ番号
3 / 4
この作品について
タイトル
長編読みきり ~銀世界への足跡~
作者
雷神(プラズマ)
初回掲載
週刊チャオ第152号