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ウォーター(あ…あれ…?こんなつもりじゃぁ…)
自分の想像していた「一緒に行く」という光景と、今の状況があまりにもかけ離れていて、ウォーターは混乱状態にありました。
ウォーター(何で6人で一緒に歩いているんだ???)
プンプン「おい、遅れると迷子になるぞ」
言われ、自分の歩く速度が遅くなっていることに気づきました。
ウォーター「迷子になんてならないぞ?」
プンプン「ふーん、ならいいんだけどな」
ニコニコ「早く行こうよ!」
プンプン「おう!」
二人が小走りで行ったのを見ると、ウォーターもそれについて行きました。

メーデ「あら?あのチャオは誰?」
6人が歩いていると、1人のチャオを見つけました。
クレア「あっ、あれは…西の森のナゾナゾか?」
その言葉を聞いて、ナゾナゾと呼ばれたチャオはこっちに歩いてきました。
ナゾナゾ「やあ皆さん、私はナゾナゾという者です。初めましてかな?」
ニコニコ「あの…何か御用ですか?」
ナゾナゾ「いえいえ、御用という程では。私の名前が聞こえたもので、挨拶に参りました、それだけですよ。」
ニコニコ「はぁ……そうですか…」
ナゾナゾ「では皆さんにひとつ問題を解いて頂きましょう」
アイリス「問題??」
ナゾナゾ「では問題です。」

人間にはレム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)があります。
レム睡眠中に、人間は眼球運動をします。瞼がピクピクと動いて見えますよ。
さて、実は江戸時代にこの眼球運動についての記述があったのですが、その時にレム睡眠をしていたのは誰でしょう?

ナゾナゾ「さて、分かりますかな?」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第270号
ページ番号
13 / 33
この作品について
タイトル
ガーデンのヒミツ
作者
神崎揚羽(紅黒梓)
初回掲載
週刊チャオ第266号
最終掲載
週刊チャオ第312号
連載期間
約10ヵ月19日