フレイヤ「みんなに紹介するね、ワタシのトモダチのアイリス。こっちはアイリスと同じところに暮らしてるメーデさんとリリカちゃん」
アイリス「初めまして!」
メーデ「初めまして。よろしくお願いします」
リリカ「はじめましてぇー」
続いて、森の仲間の紹介に移りました。
アイリス「えっと、左から順に、ウォーター、リング、ヒビキママ、ヒビキパパ、チャーニイだよ!」
ウォーター「どうも、ウォーターです。よろしく」
リング「オレはウォーターの弟のリングだぁぁ!仲良くしてくれぇぇ!」
ヒビキママ「こんにちは、ヒビキの母です。よろしくお願いします」
ヒビキパパ「初めまして、私はヒビキの父です。どうぞよろしく」
チャーニイ「こんにちわぁー!チャーニイです!よろしくね!」
八人が自己紹介を終えると、ミヤビが間に割って入りました。
ミヤビ「そろそろゴハンにしましょう!」
チャオ達「はぁーい!」
皆は、大きな切り株の周りを取り囲むように座りました。
食事の時間です。


チャオ達「いただきまーす!」
アイリス「わぁーい!しかくい実だぁ♪フレイヤ、ありがと」
フレイヤ「まー頼まれてたからねー。どーいたしまして」
アイリスは嬉しそうにしかくい実を頬張りました。
ウォーター(かっ…可愛い……)
アイリスの木の実を食べる様子を、ウォーターはじっと眺めていました。
リング「兄さん、何見てるんだ?」
ぼーっとしていたウォーターは、リングの一言で我に返りました。
ウォーター「ハッ…!?……い、いや、何でもない」
リング(怪しい…)
リングはウォーターの応対に怪しさを感じたが、気のせいだろうと放って置いた。


ヒビキ「はむはむ…美味しいねぇー」
チャーニイ「うんうん、んむ」
ヒビキとチャーニイは、ひたすら木の実を食べていました。
ヒビキママ「あらあら」
ヒビキパパ「良く食べるなぁ、二人共」
夫婦二人、子供達を見ながら朗らかに笑っていました。

そんな様子を、アイリス達は見つめていました。
アイリス「いいなぁー…家族かぁ」
リリカ「かぞくー」
メーデ「そうねぇ、ワタシ達は卵から生まれたんだものね」
そんな三人の会話を、ヒビキ達家族四人は聞いていました。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第268号兼GW&ライカ記念特別号
ページ番号
9 / 33
この作品について
タイトル
ガーデンのヒミツ
作者
神崎揚羽(紅黒梓)
初回掲載
週刊チャオ第266号
最終掲載
週刊チャオ第312号
連載期間
約10ヵ月19日