3話後編 ~優勝候補~
パンフレットの優勝候補チームの項目を開いた。
三匹のチャオの戦暦など様々なものが載っている。
「強いのかねぇ?イマイチわかんねぇな。」
ユーロはたいした大会ではないと知ったためか敵もそう物凄いのはいないと察した。
それもそうだがこれだけの街である。そんなはずはない。
「強くなければ載らないよ、普通。」
「そうだっちゃ。何たってこのチーム、TVでも出てるくらい有名だっちゃ。」
パンフレットを再度見せつける。
ユーロはもう一度パンフレットを見てみた。
「えっと……ん!?ブ、V5!?」
「そうだっちゃ。ほぼ最強っちゃ。」
優勝候補名前欄を見てみる。
ここに出てくるのは昔忍者が使っていたキャラもいる。
覚えている人は絶賛。
「え~と、チームリーダーフェニク。不敗の不死鳥…」
不敗の不死鳥とは随分負け知らずのようだが、
実力は本物のようだ。
「次~、サブリーダープラム。燃える獅子…」
前作主人公登場。燃える獅子…
焼きチャオだろうか?違うな…
「最後、ミヒュー。漆黒の魔女…」
前作ライバルキャラ登場。漆黒の魔女とは随分と悪どいようだ。
追記だが前作は312Pより前に掲載している。
「どうかね。強そうなのはフェニクってやつくらいだろ?」
「分からないっちゃ。でも強いっちゃ。確実に…。」
トーナメント表を見せた。
ユーロたちのチームは一番右に、フェニク達は一番左にある。
「順調なら、決勝で当たるっちゃ。」
「そうだね。だから今日と明日で体力を温存しないと…。」
その後、ホテルに予約…作戦練ったりと夜も寝ないで過ごした。
チビッチャは寝てしまったが…。
そして当日、朝速く起きて会場へ向かった。
会場はおおきなスタジアムでフィールドも大きめサイズである。
ユ−ロ達はまだ誰もいないスタジアムに脚を踏み入れる。
「よっしゃぁ!頑張るとすっか!」
続く