【マジギレ】
なんか「人間をぶっ潰す。」とか言ってるんですけど。
ナナシ「え、どどど、どういうことですか?」
タイショー「しっ!しばらく待ってろ!」
タイショー「うっし!行ったな!」
ナナシ「え、今の何のかけ声なんですか?!」
ココロ「今のはね人間批判のフリよ。」
ナナシ「いや、ちゃんと説明してくださいよ。」
ココロ「あれはね・・・法律なの。」
ナナシ「法律?」
ココロ「私たちは私たちを捨てた人間達に報復するため・・・
ここで力をつけて人間の世界を潰すの。」
タイショー「この世界は、オレ達を捨てた人間へ復讐するための島。」
ココロ「この世界には反分子なんて必要ない。」
タイショー「よってその復讐の意志がない者は消される。」
ココロ「人間を消す・・という意志を見せなければ・・ね。」
――その時 ――なぜか ――男の子の ――泣き顔が ――頭をよぎった
――――思い出した。あの子はボクの飼い主だ。
プチッ
タイショー「ん、なにか切れたか?」
ナナシ「そんな法律あってたまるかぁー!!」
タイショー「うわー!ナナシがキレたー!」
ナナシ「報復だ?復讐だ?世界の考え勝手に押しつけて!くっだらねぇ!
あー!なんかムカムカしてきた!お前らはもしかして飼い主を恨んでるのか?」
タイショー「・・・いや、だれも望んじゃいないさ。」
ナナシ「だろ?だからオレはこの世界をぶっ潰す!俺らがこの世界を開拓するんだ!」
ココロ「そ、そんなことしたら消されちゃうよ!」
ナナシ「知らねぇなあ!オレが死のうが消えようが、向こうの世界はオレが守る!」
???「気に入った!!」
ナナシ「誰だ!オレを消しに来たのか?!」
カボック「どうも。噂のカボックです。」
全員「来ちゃったー!」
ギャグ急展開の予感。
■ 本日の予告 《 第4話 強いじゃねーか! 》
「お前そんなでやってけるのかよ!」
ナナシがキレて一気にワイルドになった。
ただワイルドになりすぎて・・・?!
どうなるかはボクも知らない。