第百二十二話 ビックブリッヂの死闘 後編
ドウル「まさかお前がこんなに弱いたぁな!」
グラウス「黙れメカ脳・・・!」
ドウル「さっきもいったように行動で示せよ雑魚が!」
グラウス「てめぇに雑魚雑魚いわれる筋合いはねぇっつの!」
ドウル「グラウス一行討伐を任された俺だが、まさか俺がグラウスを倒すんじゃねぇのかな?ブァーッハッハッハ!」
グラウスは少し怒りが顔にでてきていた
ドウル「そして俺が仲間を皆殺しにし、一気に昇格だぜ!」
グラウス「あ・・・?」
ドウル「グラウスがこんなに弱いんじゃ仲間はもっと弱・・」
その後、機械がつぶれるような音が響いた
なんと、グラウスが機体の足をひねりつぶしていた
グラウス「仲間が何だって・・・・?もう一度言ってみろ・・・!!」
ドウルがチラッとグラウスの顔を見るとまさに鬼のような顔をしていた
ドウル「いや・・あの・・その・・す・・すみません・・」
ドウルの顔からは大量の冷や汗がでていた
グラウス「仲間を侮辱したからには・・それなりの覚悟はできてんだろうな!?」
ドウル「いや・・ちょ・・ちょっと・・ま、まだ心の・・心の準備が!ぎゃぁぁぁぁぁあああぁぁああああああああ!!」
なんと、グラウスは足をつかんで思いっきり振り回している
ようするにジャイアントスイングである
すると、汽笛が聞こえてきた
ドウルもグラウスも恐らく聞こえなかっただろうが、
ナイスタイミングで機体と列車が衝突した
機体はバラバラになり、勿論ドウルも吹っ飛んだ・・はずだったが
グラウスが太陽を見るとパラシュートが見えた
だが、気にせずため息をついて駅へと向かっていった
・・だが流石VIP専用の列車だけあって非常に頑丈である
なんにしろ高速回転していた機体と衝突したのにもかかわらず
そのまま突き進んでいるのだから・・・・
グラウスは先に駅につき、
30分後ぐらいにフラッシュ達が来た
フラッシュ「あ、グラウス。僕達より先につくなんて流石チャオ」
リカバー「これ、忘れ物ですよ。剣。」
チャカ「ドウルはどうしたの~?」
グラウス「ありがとうリカバー。ドウルは少々手間がかかったが、ぶっ飛ばしておいたぜ。」
駅を出たすぐそこに、大きい穴みたいなのをグラウス達は見つけた
デスラビリンスではないようだ
グラウス達はそのまま過ぎ去ろうとしたが、ふとリカバーが足をとめた
グラウス「どうしたリカバー?」
フラッシュ「早くいくチャオ」
リカバー「グラウスさん達・・」
チャカ「どうしたの~?」
リカバー「ここが、試練の場所です。・・土の試練!」
続く