第百一話 賞金稼ぎ。
ピピー・・・ガー・・・・・
ブラックデーモンズ私兵(以下BD私兵)「ブラッディ隊長。グラウス一行がバトルレースを終えてこちらに向かっているようです。」
ブラッディ「そんなの気にする事ないやろ・・こちらだって、好きにこんな仕事してるわけじゃないんや。」
BD私兵「し、しかし・・・・」
ブラッディ「まず来たらそれなりに迎えようと思う。心配することはないやろ。」
BD私兵「わ、わかりました。」
ブラッディ「グラウス一行は必ず始末すると、メギド様に伝えときぃ。」
BD私兵「了解。」
プツン・・・・
ブラッディ「・・そろそろか。あんまり殺しなんてしたくないんやけどなぁ・・」
そのころ、グラウス達は・・・
グラウス「いいねぇ~っ!!この大金!!」
フラッシュ「この財布も中々べりーでりしゃすチャオ!」
リカバー「しばらくは不自由なしに暮らせますね。」
チャカ「・・それはどうだか・・なの~。」
チャカ以外のチャオはチャカへ目を向けた
グラウス「えっ?百万リングあれば十分遊べるだろう?」
チャカ「まず僕達に遊んでいる暇はないし・・それに・・」
チャカは親指で振り向かないまま後ろを指した
チャカ「早速来たの~。」
指さした先には二人のチャオが立っていた
ニュートラル・チカラ・チカラのチャオと、ダークハシリ二次進化未満のチャオである
パワータイプのチャオは鎌を持ち、
緑ラインのシャドウチャオは短刀と手裏剣をもっている
グラウス「お前等・・誰だ。」
????「お~お~・・そんな怖い顔しちまってよぉ。」
????「私達は・・賞金稼ぎのようなもんだ。」
????「そう!俺達は賞金稼ぎ!名が通ってるんだぜぇ~!」
????「名が通っているのは嘘だ。最近はじめたばっかりだからな」
????「あっ、いうなよコイツ!!」
グラウス「・・・で、誰なんだよ。賞金稼ぎって、どういうことだ。」
????「それは、バトルレースを制したお前達の優勝賞金百万リングと・・」
????「お前の首にかかっている、千万リングを貰いにきた!」
グラウス「えぇ~っ!?俺に千万リングだってぇ!?ふざけんな!悪いことぁしてねぇよ!!」
????「いいや・・お前は、賞金稼ぎでも名が広い、サフェルに、アークムに、シルムを倒した。」
フラッシュ「・・リーダー、剣豪、格闘のことですか?」
チャカ「そういえば名前教えてもらってなかったの~・・。」
リカバー「・・強い賞金稼ぎを倒したことによって、世の悪が広まる可能性があるから賞金が・・」
グラウス「えぇ~っ!?俺悪いことしたわけか!?」
グラウン「そうだ!!わかったかっ!ちなみに俺の名はグラウン!」
デンライ「私の名は・・デンライだ。」
グラウス「ちょっと待てぇ!!グラウン!てめぇ俺と名前似すぎ!!」
グラウン「だ、黙れ!応募者に失礼だぞ!!」
グラウス「う・・」
リカバー「まず、戦いをするしかなさそうですね~・・。」
チャカ「なの~。」
デンライ「お前達もグラウスの仲間か、首を取れば賞金がもらえそうだ。」
フラッシュ「そんな物騒なこと言うなチャオ~!!」
グラウス「俺はこのグラウンとかいうやつと戦う!!後三人はデンライと戦え!!」
グラウン「ほ~ぉ!いぃ~い度胸じゃねぇか!つぶしてやる。」
グラウス「つぶされるのは、どっちだかな!」
フラッシュ「三対一・・チャオ。」
リカバー「これなら勝てますね。」
チャカ「余裕なの~。」
デンライ「随分なめられたものだ。私の実力をまだ知らない身で・・」
続く