第九十五話 地の衝撃
ラノク「これはもう人事・・いや、チャオ事ではない!逃げ・・いや、できるだけ遠くへいくぞ!!」
フラッシュ「なにがなんなのかわからないチャオオオッ!!」
フラッシュが絶叫しているあいだにラノクはもう遠くへ逃げていた
フラッシュ「なにがおこるかわからないけど逃げるチャオオオオオオオ!!!!!!!!!」
ディン「逃げたっておせぇぞぉぉぉ!今日のは格別にしてやっからなぁああああ!!」
ディンは翼で飛ぶのをやめ、ものすごい勢いで落下していった
ラノク「や・・やめてくれえええええええええええ!!」
ディン「ジオ・クラッシュ!!!!!!」
ディンがフレイルと共に地面に自らの体とフレイルを叩きつけた
そのとき、周りの地面が凹っとへこんでから今までのこの小説の中で最もすごい衝撃が全面に放たれた(ぇ
ディンの体重と凶器フレイルを使った大技である
フラッシュ「チャオオオオオオオオオオッ!!」
フラッシュは勿論衝撃に飲み込まれ、地面にぶちあたりながら吹っ飛び、何度か地面にぶちあたったあと宙に浮いてしまった
ラノク「ぐっ・・ぐぉあああああああああああああああ!!」
遠くへにげていたラノクもあっというまに衝撃につつまれさらに吹っ飛んでいってしまった
ディン「ウハハハ・・まいったかぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ディンは宙へ浮いているフラッシュを地面に叩き落した
フラッシュはポヨンという音をたてて地面でうつぶせに倒れてしまった
ディン「あとはラノク・・・・」
ディンはラノクが飛んでいった方向をしっかりみていたので(でかいから遠くを見回せる)その方向にフレイルをなげた
フレイルが地面にあたったときに「ぎゃああああ!!」という悲鳴をしっかりときいたディンは笑い始めた
ディン「ウァーハハハ・・ウァーッハハハハハ・・」
空間中に笑い声が響く。勝利をほこったかのような声が響いた
ディンはフレイルを引き戻した。結構早いスピードで。
フレイルの鉄球が戻ってくるころに、ディンはちょっと青ざめた
ディン「・・ラノクゥゥゥ!鉄球部分に乗るなぁああ!!」
そう、ラノクは鉄球部分にのっていた。ニヤニヤと笑っている
ラノク「目の前に鉄球が落ちたときはさすがにびびったがな。しかし、こっから反撃といこうか?ディン!」
ラノクは鎖部分にのって、鉄球を持ち上げた
ディン「や・・や・・・め・・・!!」
ラノク「じゃぁな!ディン!!」
引き戻しているスピードにさらにプラスしてラノクが思いっきり投げた鉄球の力をあわせると
山一つは崩壊してしまうような威力になるだろう(ぇ
その鉄球はディンの顔面にぶちあたり、ディンは今にも倒れそうな体制になった
ラノク「フラッシュ!起きてるんだろ!パワーアップ!」
ラノクは遥かしたで倒れていたフラッシュに向かって手を向けた
そう、ラノクは仲間の能力まで上昇させることができるのだ
フラッシュ「えへへ、ばれていたチャオ?ていうか、力がみなぎってくるチャオ!」
ラノク「そこのディンにとどめをさしてやれ!」
フラッシュ「分かったチャオ!ビッグライトブレード!!」
フラッシュはホーリーリング(何にでもかえられる輪)をすぐさまでかい剣にかえ、ディンの腹部を横切りで攻撃した
でかくなった剣は力がくわわるはずの面積までもでかくなっているため、斬るというよりもバットで殴るという表現のほうが近い
その剣はディンの腹に食い込んだあと、ディンを思いっきり吹っ飛ばしてしまった
ディン「ぐ・・く・・・くっそぉ・・お・・」
ディンはそのまま白目を向いてあおむけに倒れた
ディンの頭のなかではかすかに意識があった
くっそぉぉぉぉ・・自分のフレイルを利用され、ひるんだときに攻撃を・・!
見事に気絶しちまったぁ・・・
自分の体が動かないぞぉぉぉ・・なんでだぁぁぁぁぁ・・・
「それは、お前が弱いからだろう」
ディンの心の中で何者かの声がきこえてきた
お前、だれだぁぁぁぁぁ・・・
「俺の名か?俺の名は・・・キュドレイム。」
続く