第八十七話 エアーVSザノク&チャカ
エアー「ん!?ザノクがいるとは・・もう立ち直りやがったな!」
エアーはやりを構え速度を増しむかっていく
ザノク「あぶない!」
ザノクはチャカにむかってはしりだし、チャカをひょいと持ち上げ、かかえて飛んだ
エアーは槍で攻撃しようとしたがスカして、地面にドスッという音をたて刺さった
ザノク「エアー・・・今日こそ、決着をつけてやる!」
エアー「望むところだよ、ザノク!」
チャカ「ザノク!注意するの~!エアーは空気で攻撃がきかないの~!」
ザノク「ああ、わかってるさ。この前戦ったからな!弱点は・・しっている!」
エアー「弱点しっているんじゃ仕方ないが、その弱点を見せなければいいだけだ!」
エアーはやりを構え、ザノクに向かって駆け出した
ザノク「俺の力は、何かの能力を下げる力だ!スピードダウン!」
エアーはめちゃくちゃ動きがのろくなった
エアー「動きが遅くなっただけで、問題はない!」
ザノク「確かにそれはそうだが・・!」
エアー「俺に攻撃が効くのは技が発動している間の魔力を使っているときだけだ!」
♪エアーの弱点の説明♪
エアーはつねに体中に魔力を張り巡らせて、攻撃されても空気のようになる能力(空気の力)をもっています。
技を使うとき、たとえばリバースグラビディーを発動している間は、体が半透明から透明じゃなくなります。
魔力が別のところにいくからですね。
武器を使った攻撃は魔力を使用しないので攻撃はきかないようです
つまり魔力を使った技を使用しているときのみ攻撃がきくようです
・・・終了・・・
エアー「ってなわけだ。俺が技を使っていない間は無敵だ!」
ザノク「わざと槍だけの攻撃をつづけるとでも・・?」
エアー「フン、それはどうかな?」
エアーはすぐに空中にうかんでザノクを見下ろした
ザノク「くそっ・・スピードダウンの効果がきれていたか!」
エアー「お前の攻撃は一定の範囲内じゃないと届かないもんなぁ?ヒヒヒ!」
チャカ「僕が届くの~!カマイタチ~!」
エアー「おやおや馬鹿だなぁ。そんな攻撃はきかないんだよ?」
チャカのカマイタチはエアーの体をすり抜けてしまった
ザノク「上から攻撃されることも考えられる・・くそっ!どうしたものか・・」
エアー「ご名答!そのとおりさ!風突砲!」
エアーは空中で槍を構え、距離が離れているのにザノクにむかって槍を勢いよく突きだした。
槍からはグラウスのインパクトボマー並みの衝撃波がでてきた
ザノク「こんなの、素手で防げる!」
ザノクは手で衝撃波を受け止めた
そのころにはエアーはザノクの背後にたっていた
エアー「防御している間はすきだらけなもんさ。受けてみろ!ディオラス・インパクト!」
エアーはザノクの背中に手をつけて、手に力を入れた。
ザノクは電流でも流されたかのようにビクッと反応し、ひざをつき倒れた
チャカ「どうしたのーっ!?」
ザノクの口からは血がでている
エアー「あっけねぇなぁ。この前よりもよえぇじゃねぇかよ!ヒャハハッ!」
エアーはザノクの体の内部に衝撃波をはなったことで、体中の血管、内臓のあちこちをつぶしてしまったのだ!
ザノク「し、心配するな・・・俺はまだ大丈夫だ!」
ザノクはムクッと立ち上がり、苦しそうな目でエアーを見つめた
エアー「まだ立てるのかよ。しつこいヤツだなぁ!」
エアーはザノクに歩いて近寄った
ザノクは力がないのか、足をふらつかせながらただたっている
エアー「抵抗もできねぇのかよ。もう終わりだな!」
エアーは再びザノクの腹に手をつけて、力を思いっきりためた
エアー「ディオラス・インパクトと同じクラスの技でお前を片付ける。」
ザノク「・・・・・・・・」
ザノクは、もう目の前がかすんでいた
エアーは力をかなり貯めている。その間は透明ではなくなってる
そこらじゅうの空気が風となり、エアーの手に吸い込まれるようだった
エアー「もうさよならだな。ユフォラス・インパク・・・」
チャカ「僕の存在を忘れちゃだめなの~!!」
エアー「・・・・!!」
エアーが気づいて、少し撃つのをおくらせて声がする方向を向いた
しかしどこにもおらず、警戒しているあいだに、すでに背中を斬られた。
斬られたショックで集中力が欠けて、力をせっかくためていたのに台無しになった
エアー「くそっ・・やってくれるじゃねぇか!」
エアーは顔を真っ赤にして、チャカに襲いかかった
チャカ「興奮しちゃだめなの~!気配感じ取れないよ?」
エアー「うるさいな!スピン・ウィング!」
エアーがチャカにむかって手をむけると、チャカの周りに風が集まり、風が回転していくのがわかった
チャカ「の、のおおおおおおおっ!!!!!!」
エアー「そして、とどめはこれだ!」
エアーは武器をダガーにかえ、チャカに斬りかかろうとした
続く