第八十二話　『これでおわるものか』

グラウスはおもいっきりラルヴァを土台にし、さらに↑にとんだ。グラウスははるか上空で剣をかまえている

ラルヴァ「く・・・・！」

グラウス「ライト・コア！！！！」

グラウスは勢いよくラルヴァに向かい剣を投げる。

剣はラルヴァむかって落下していき、ラルヴァに見事命中した。

ラルヴァの皮膚を貫こうにも貫けず、そのまま地面へ落下していった

ラルヴァ「く・・・！この僕が、こんなところで・・っ！！」

グラウス「俺をなめた報いだよ！」

ラルヴァが地面にたたきつけられたとき、剣はラルヴァをさらに押し地面へどんどんめり込み、罅が生じてきた

ディン「くそぉぉぉぉぉぉ、ラルヴァァァァァ、こんなところでたおれるなよおおおぉぉぉ」

エアー「くそっ・・グラウスのやつ！ここまで覚醒しやがるとは！」

ラルヴァはみえなくなるまで地面にめりこんで、剣はとまった

そのころは周辺の地面は荒れ果てていた

グラウス「うっしゃぁ・・や・・った・・う、うわああああ！」

グラウスがきづいたころにはすでに落下中である。すごい勢いで落下していく。

フラッシュ「あぁ！グラウスー！」

チャカ「どうすればいいのーっ！？」

フラッシュ「僕が助けるチャオー！」

フラッシュはすぐさま自慢の翼で飛びたち、自らクッションになろうとした

フラッシュ「受け止めるチャオ！さぁこい！」

しかし、落下速度はあまりにもはやすぎた。グラウスはフラッシュに衝突し、うけとめるどころか巻き添えになった

フラッシュ「ごふぁっ・・・！無理だったチャオー(ノックアウト）」

チャカ「意味ないのー！僕が助けるの～！」

チャカは風を操り、落下速度を少しずつ下げた

グラウス「ありがとうなチャカ！」

フラッシュ「・・・・・（気絶中）」

チャカ「どういたしましてなの～」

二人が無事着陸しようとしたとき、ディンの拳はすでに接近してきていた

グラウス「うわっ・・・！もうきていた！うわあああああ！」

ディン「このやろおおがあああぁぁぁ、ラルヴァをよくもぉぉぉぉぉぉお！」

ディンはとてつもなくでかいため(巨チャオ）みんなを殴り飛ばしてしまった

その場にはラルヴァに殴られたリカバーがのこっているだけ

エアー「ラルヴァ、しっかりしろ！」

エアーはラルヴァがめり込んでいる地面にむかった

ラルヴァの近くにはラルヴァを貫けなかったグラウスの剣がある

ディン「ラルヴァァァァァ、おきろぉぉぉぉぉぉ」

ラルヴァ「大丈夫だ・・これでおわるものか」

ラルヴァはむくっとおきあがった。

エアー「大丈夫かよ？ラルヴァ」

ラルヴァ「地面にたたきつけられた衝撃で後頭部に衝撃が及び、気絶してしまったようだ。しかし第三細胞発達機関には影響ないから命に別状はない。しかし記憶機関に少し影響があったようだ。色々わすれてしまったきがする」

エアー「こいつ、なにいってんだ？」

ディン「さぁぁぁぁぁ、ぜんぜんわからねぇえぇえぇえ」

ラルヴァ「ようするに大丈夫だが記憶が少し飛んでしまったわけだ。」

エアー「俺たちがわからないのかよ！？」

ラルヴァ「そんな身近なことまでわすれるか、まぁあとでわかる」

ディン「とりあえず、グラウスたちをさがさなきゃなぁぁぁ」

ラルヴァ「そうするしかないようだな」

ラルヴァは剣を後にし、グラウス捜索を開始した。

リカバーとグラウスの剣はその場にとりのこされたままだ

続く