第八十一話 光の覚醒
リカバーが気づいたころには、ラルヴァの拳はリカバーの腹を殴っていた
リカバー「うぁあ!」
グラウス「リ・・・リカバー!!」
チャカ「大丈夫なの~っ!?」
フラッシュ「ひどいチャオ!極悪非道チャオ!」
ラルヴァ「プロの仕事のコツ、その1・・・標的は弱者より優先すべき」
グラウス「・・・・・・チャカ、フラッシュ、さがってろ・・」
ラルヴァ「とうとうやる気になりましたね・・・!!」
グラウス「いや・・そうじゃねぇ・・・」
ラルヴァ「?」
ラルヴァはすこしまさか・・という顔をしながらグラウスをみつめる
グラウス「俺の本当の力が・・・ここに!!」
グラウスのまわりには、光が集まり、爆発したかのように広がった
チャカ、フラッシュ「か、開放・・っ!?」
ラルヴァ「『選ばれし者』には特殊能力が与えられ、試練を乗り越えしときのみその力を取得する・・・」
チャカ、フラッシュ「!?」
ラルヴァ「グラウス・・とうとう覚醒したか・・」
光がはれたときには、グラウスはすでにいなかった」
ディン「ここはちょっとやばそうだな・・」
ディンが少し後ずさりしたころには、ディンは傷だらけになり、エアーは斬られ、空気なのでまた再生し、ラルヴァは剣で攻撃されたがきかなかった
ディン「ぐっ・・・・・」
エアー「なるほど・・これがグラウスの力ってわけだな
ラルヴァ「ディン、エアー、お前等はさがってろ」
グラウス「俺の力は・・瞬間移動。そして聖の属性がみについた・・」
ラルヴァ「なんでもスピードが命じゃぁ・・ないんだよ。」
ラルヴァが剣でグラウスを攻撃しようとしたときには、ラルヴァは何発も剣で攻撃されていた
グラウス「そんなのろい攻撃があたるかよ・・・!」
グラウスはさらに闘志を増し、ラルヴァに斬りかかる
ラルヴァ「スピードがあっても、威力がなければ意味がない・・!この僕の能力の前では無力だ。」
グラウス「・・それが本当なのか、確かめてみろ!」
グラウスがラルヴァの後ろに瞬間移動をした。これから攻撃するのではなかった。もう、攻撃していたのであった
ラルヴァ「・・・・!」
気づいたころには自分の体には、わずかな傷があった
ラルヴァ「なんだと・・!ダイヤモンドよりも、なによりも硬い自分の体に・・!」
グラウス「しっかし・・本当にかたいな。0、1秒のあいだに何度も攻撃して、その傷か・・・・」
ラルヴァ「・・・!そこまで早くうごけるのか・・光の力はあなどれないな・・しかし、そのスピードを封じればいいだけのことだ」
ラルヴァは少しにやけて、グラウスのまわりは大爆発をおこし、煙が発生した
グラウス「くそ・・・っ!!煙幕か!」
ラルヴァ「煙幕で動きをふうじれば、君のスピードなどに意味はないんだよ。」
ラルヴァは素手でグラウスの顔面をつかみ、地面にたたきつけた。
その周辺の地面には、大きな罅(ヒビ)がはいっている。
フラッシュ「うっわ、グロテスクチャオ~・・(←助けようとしない残酷チャオ)」
チャカ「うわぁ、かなりいたそうなの~・・・・(←自分の腹の怪我忘れてる)」
グラウス「う・・・あ・・・・」
グラウスの顔面は平面になり、少し小顔になってしまった」
ラルヴァ「顔の骨格を変えられた気分はどうでしょうかねぇ(笑)」
グラウス「ひっでぇこと・・・するやつだ・・・なぁ!」
グラウスは瞬時にとびおき、すぐにパッときえてしまった
ラルヴァ「どこにかくれたんやら・・・」
グラウス「いいや、かくれたんじゃぁねぇよ!」
グラウスは、空間の∞さを利用し、はるか遠くにいるラルヴァに瞬時に接近し、スピードにまかせ剣を振り渾身の一撃を負わせた
ラルヴァ「・・・・・・・・・・・!!」
グラウス「まだまだ、いくぞおおおおおぉぉぉぉぉ!」
チャンスをつかんだグラウスはひるんだラルヴァの顎を蹴り、宙に浮かせたところでさらに蹴り上げ浮かせた
ラルヴァ「なにをしようというんだ・・!」
グラウス「まぁみていろ!おりゃああああああああああ!」
グラウスも光の力で(ぇ)空中に飛び、ラルヴァの近くまできた
ラルヴァ「な・・ま・・い・・き・・な!」
ラルヴァはものすごい音とともに拳をくりだすが、あっけなくスカ。グラウスにさらなるチャンスを与えてしまった
グラウス「ばかだな、ラルヴァめ!これを食らええええ!」
グラウスはおもいっきりラルヴァを土台にし、さらに↑にとんだ。グラウスははるか上空で剣をかまえている
ラルヴァ「く・・・・!」
グラウス「ライト・コア!!!!」
グラウスは勢いよくラルヴァに向かい剣を投げる。
続く。