第七十話 格闘の目標
格闘「絶壁!」
リカバーが目の前に来た時に地面が盛り上がって高い壁となった
丁度リカバーのアゴにあたって空高く吹っ飛んだ
格闘「倒れろ」
そして、壁が倒れてきた。その壁がリカバーに当って、共に地面に打ち付けられた
格闘「もう終わりか・・・・・」
格闘はリカバーを見た。リカバーは体十が血だらけだった
リカバーは白目を向いて完全に気絶していた
リカバー「・・・・・ま・・・・だ・・・・・」
格闘「ふん、意外とタフだな」
格闘は冷静にリカバーの立ち上がった瞬間を見た
リカバー「絶対・・・・・負けない・・・・・!!!!」
そして、リカバーの体が少しづつ黒くなっていった
格闘「この力は・・・・・・?」
格闘がボソッと一言喋るとリカバーは一瞬で後ろに回り込んだ
リカバー「てりゃあああああああ!!!!」
という言葉と共に格闘にすばやく殴りかかった
格闘「速くなったな。だが・・・・・・」
格闘もそれに負けず、後ろを向かずに手で防御をした
リカバー「なかなかやるね、でも後ろを向いたまま連続で防御できるんですか?」
格闘「できる」
リカバーは連続パンチを放った。一発一発は超強力だ
格闘「ラルヴァに比べれば、そんな攻撃防御するのは容易い。」
リカバー「ラルヴァと戦った事あるの?」
リカバーは攻撃を止めて質問した
格闘「ああ、あるとも」
あれは・・・・・・・・・・
リカバー「話さなくていいって」
2×××年 △月 ○○日
格闘大会 リング
いよいよ、世界一(チャオ界)格闘大会、決勝が行われる日だった
審判「用意、」
その言葉と共に、俺とラルヴァは構えた
審判「始め!!」
ラルヴァ「さぁ、かかってきなさい」
格闘「たかがカオスチャオ、こんな奴は一瞬で決める!!」
ラルヴァ「じゃあ、なぜ決勝まで上がってきたと思う?」
格闘「どうせ運で上がってきただけだろう!」
その言葉と共に、俺はラルヴァに向かって走った
ラルヴァ「違う・・・・・・・」
格闘「豪腕ナックル!!!!」
ラルヴァは、格闘の技が当ったと共に、一言喋った
ラルヴァ「この、特殊能力のおかげ・・・・・」
格闘は物凄い驚いた
格闘「俺の技が・・・・・・効かない・・・・・!?」
そう、格闘が全力のパンチを放って、吹っ飛ばなかったのだ
普通なら、格闘のパンチなら一発でリングアウトさせることも可能なはず、
ラルヴァ「選ばれし八人は・・・・・・・・・それぞれ特殊能力を持つ・・・・・僕の場合は」
ラルヴァは腕を上にあげた
格闘「(来る!!攻撃がくる!急いで・・・・・・回避を・・・!!)」
ラルヴァ「この、並外れた防御力さ!!!!!!」
ラルヴァは腕を振り下ろして、格闘を殴り倒した
格闘「この・・・・・俺が・・・・・・・・・・・」
格闘は完全に気絶した
審判「ルール、第五条により『気絶したら負け』とのことで!ラルヴァ選手、勝利!!」
????「お前!どうして倒れている!?」
????「まあ、一応助けておくか。」
格闘「ん・・・・・・・・・・・?」
????「気が付いたか?」
????「助けてやったんだ。礼ぐらいはしてけ。」
剣豪「おっと、その前に自己紹介、俺は剣豪だ!!」
リーダー「俺はリーダーだ。」
格闘「あ、たすけてくれてありがとうございます・・・・」
剣豪「そういや、お前は格闘大会二位だったんだろ?」
リーダー「丁度仲間を募集していたとこだ。よかったら俺のなかまになれよ。俺達といっしょにいれば強くなれるぞ」
格闘「本当ですか?なら、よろこんで!!」
こうして、サンダーダブルというチーム名は、サンダーファイターズになりました。格闘は、今もラルヴァを目標にして体を鍛えてます。
・
・
・
・
・
・
格闘「と言うわけだ」
リカバー「ふーん・・・・・・」
格闘「じゃあ、続きさっさと始めるぞ!」
続く!!