第六十九話 光剣

フラッシュはホーリーリングをでかいブーメランからでかい剣に変えた

そして、振り下ろした

物凄い衝撃と砂ぼこりが、辺りを包んだ

砂ぼこりが晴れると、目を白くして倒れたリーダーがいた

リーダー「・・・・・・・ま・・・・・だ・・・・・・・」

グラウス「!!?」

リーダー「ま・・・・だ・・・俺は・・・・・・・負けてねぇぞ・・・・・!」

グラウス「まだお前は・・・・・」

リーダー「この力を解き放つ事になるとはな・・・」

リーダーがそういった瞬間、すごい気が感じられた

フラッシュ「なんかヤバイ気がするチャオ・・・・・・・」

リーダー「エターナル・オブ・エンドレス!!」

リーダーはかなり激しい雷に打たれた

グラウス「何なんだ!!?」

雷がやむと、そこにはおぞましい姿のリーダーがいた

さっきの三倍ぐらいでかく

目が赤くて

翼がでかくなっていて

でかい尻尾がはえていて

胸に埋まっていた黄色の宝石みたいなものは電気をまとっていた

体は真っ黒だ

リーダー「兄に使うつもりだったが・・・・・・お前らのような雑魚に使う事になるとはな・・・・・」

グラウス「何が雑魚だ!さっき負けたくせに!」

リーダー「うるさいカス共め。消え失せろ。プリズナムサンダー」

リーダーはグラウスに手を向けると手から電気が放出された

グラウスは電気に当ってしまった

グラウス「ぐっ・・・!!体が・・・マヒして・・・・・・・」

リーダー「お前もだ。」

リーダーはまたプリズナムサンダーでグラウスを攻撃した

フラッシュ「うぐぁ・・・・・・動け・・・・ない・・・・チャ・・・オ・・・・」

リーダー「弱すぎるな。お前等は・・・・・」

グラウス「このままじゃ・・・・・やられる・・・・・」

そう思ったとき、心から声が聞こえた

(剣に祈るのです)

グラウス「(えっ・・・・・・・?)」

それは聞いた事があるような声だった

(いいから早くしなさい!)

グラウス「(わ、分かった!)」

グラウスは剣に心から祈った

すると、剣が光った

リーダー「なんだ!?」

気がついたときには剣の形は変わっていた

マヒも直っていた。フラッシュも動けるようだ

(ライトバーストと、叫ぶんだ)

今度は別の声が聞こえた

勇ましく、懐かしい声が

グラウス「(え・・・・・?ライトバースト?)」

(この技は勝利に導く事だろう・・・・)

グラウス「分かった!ライトバースト!!」

すると手が勝手に動いた。

やる意志もないのに、グラウスは剣をたてに振った

そして、振ったところから光の波動が出てきてリーダーを大きく吹っ飛ばした

リーダー「ぐおっ・・・・・・・・!!」

フラッシュ「今度こそやったチャオか!?」

リーダー「なんだこれは・・・・?ふん、全然効いてないぞ。吹っ飛ばされただけだ」

グラウス「そんな・・・・・・」

フラッシュ「今の技はいったい何チャオ?」

リーダー「とにかく・・・・・消えうせろ!!!」

リーダーが剣をこちらに向けて突っ込んできた

グラウス「うわぁああああ!!」

ドスン!!と大きな音が聞こえた

グラウス「なんだ・・・・・?」

グラウスが辺りを見回すと腹がかなりへこんだリーダーがいた

(この技はつかってから一分後、相手が大ダメージを受ける技だ)

グラウス「(つまり効果は一分後って訳か・・・・・)」

(ライトバーストは光王を倒してから、好きなように使えるわ)

グラウス「(光王・・・?)

(私達は天で待っている。その時にまた会おう)

グラウス「(分かった。いつか天にいく。でも死ぬって事?)」

そういっても返事はなかった

グラウス「(秘密かよ・・・・)」

フラッシュ「なにぼっとしてるチャオ?」

グラウス「んぁ?あぁ、ただ考え事してただけだよ」

フラッシュ「今頃はチャカとリカバーが待ってるチャオ。行くチャオ!」

リーダー編 完

次は格闘編に続く!!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第151号
ページ番号
68 / 137
この作品について
タイトル
永遠なる空
作者
ティライク(ミヅ)
初回掲載
週刊チャオ第127号
最終掲載
週刊チャオ第255号
連載期間
約2年5ヵ月29日