永遠~決意~
世界は6つに分かれている・・・。
1の世界『天界』2の世界『空界』3の世界『地上界』
4の世界『宇界』5の世界『暗黒界』6の世界『魔界』
それぞれ上から順に悪い世界になっている。
そして俺は最も最悪の世界『魔界』で生まれた・・・。
DX「この馬鹿が。失敗しやがって・・・。」
露ッ怒「地界の人間も殺せねえのか?こいつは。」
俺はこの二人に育てられてきた。
和田須磨「すみませんでした!DXさん!」
DX「・・・まぁいい。ちょうどお前を試すミッションが来た所だ。」
露ッ怒「え~、それ俺がしたかったのに~。」
DX「文句言うな。今回お前がこれをこなせなかった時・・・俺達がお前を殺す。」
和田須磨「それだけは!」
露ッ怒「ひゃひゃひゃひゃひゃ!こりゃいいや!傑作だぜ!!」
それで地界に送られた・・・。それがこの場所・・・。
俺は三日後…チャオの世界と人間の世界を分裂させるためにやってきた。勿論、分裂されたら、互いに一生会えない、互いに記憶を失うことになる。
そう今回は第7の世界『カオス界』を作る第1歩・・・。
一生会えない、記憶を失うことになる。
この言葉の裏には・・・。
チャオを知る地界の人間を殺すことだ。
そういう事になる。
俺はそこで困り果てていた。その時にあいつに会った。
冬樹茜「こんばんは!あなた誰?」
和田須磨「!?」
冬木茜「ごめん、驚いちゃった?いい場所でしょ~ここ。」
この丘から見える満月に自分の心が囚われていた。
冬木茜「で?あなたの名前は?」
和田須磨「・・・和田須磨。」
冬木茜「和田須磨っていうんだ~。じゃ須磨って呼ぶね!」
和田須磨「お前は?」
冬木茜「冬木茜だよ!冬きゅんって呼んで!」
和田須磨「・・・無理に決まってるだろ。」
冬木茜「なんでよ!」
チャオ「チャオ~。」
冬木茜「あ!ごめん。須磨!これあたしのチャオ!『ホップ』って言うんだよ!」
あいつもチャオを持っていた。
冬木茜「じゃ!またね!」
しばらく俺とあいつは良く遊ぶようになった。
楽しかったとても・・・。
そして今日。タイムリミットは三日後になった。
俺はあいつのチャオと別れさせて・・・。あいつを殺さねばならない。
自分の命か・・・あいつか・・・。
そして三日たち、最後の夜になった。
須磨は、剣を手に取った。