dlindness chao life 続き
「そうです。チャオにとって「希望」は生き甲斐だと僕は思うんです。それがたとえしつめいしているチャオでも・・・」
「なるほど・・・ながいはなしありがとうございました」
「どういたしまして・・・ってあ!もう時間!それじゃさよなら」
「さよなら」
かすかに窓から入ってくる夕焼けが二人を優しく包み込んでいた。
この二人は希望がある限りいつまでも一緒に暮らすだろう。
だってそれはあのひとにとっての「義務」に思えてきたから。
また一つきょうも「希望」を持ったチャオが生まれてくる。