2・名前決めるために、レースです。

―あぶぶぶぶ。
―あ~、バーブー起きちゃったよ~。
―おい!だれかあいつを捕まえるんや!

まずはナッコーが飛びつくが、早すぎて追いつけない。
そう、この赤ん坊は生まれつきの才能を持っている。
・・・とは言ってもここではただの迷惑坊やであるが。
赤い赤ちゃんチャオ。名前は決まってないが、
おしゃぶりとひらひらの白い帽子をかぶっている。
口癖は「ばぶー」
いくらちゃんではないので「はーい」は無理。

―ん~、しょうがないねぇ~。えいっ。

と、ここでダーカの超能力が赤ん坊に影響する。

―よっと~。

そして、先ほどのリモコンと同じ要領で、
赤ん坊を引き寄せた。

―お、意外に役立つ超能力。
―まぁ、超だしね~。
―で、ところで、あいつはどこいった。
―まだ寝てると思う。

そして、そのあいつはまだ寝室で寝ていた。
ついでに寝室には布団は4つとゆりかごが一つ、
テレビも一つある。
かなり、狭苦しいので別名「取り調べ所」といわれる。
ここのテレビは、そのまだ寝ているあいつが独占。

―ったく。早く起きろ。
―めんどい。
―いや、強制だ。
―ふーん。
―・・・なんで一語文なんだ、おまえはいつもいつも。
―しらん。

シェイドはぷつんと何かが切れたモノだから、
そいつを思いきり引っ張っていった。

そのチャオは真っ黒のヒーローカオスである。
名前は「ユダ」という。
文字通り、堕天使の象徴である。

こいつを文字で表すなら「怠惰」「睡眠」「未知」といえる。
特に怠惰は目立ち、
話すにしても一語文でしか話さない。
究極のめんどくさがりや。

ただし、未知とあるように、
こいつは元暗殺者で、能力は計り知れない。

―で、全員そろったわけだが・・・
―今日は何をしようかな~。
―ダーカ。なんかおまえっていつもお気楽だな。
―でもシェイド~。たまにはそういうのもいいじゃん~。

―名前。
―?あのな、ユダ。一語文じゃ分からないって。
―赤ん坊。
―名前。
―決める。
―ええい!一つにまとめろっての!
―うるさい。
―・・・。

―へ~、赤ん坊の名前決めるんだ~。良いね~。
―まぁ、一語文はともかく、おもしろそうやないか。
―で、どうやってきめるんだ?
―じゃあ、こんなのはどう?

ダーカ案。
まず、それぞれが付けたい名前を考える。
それを持ってレースをする。
そして、一位になったやつの名前が決定される。

というわけで、それが採用されることになった。

続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第234号
ページ番号
3 / 3
この作品について
タイトル
だまっとけ。
作者
それがし(某,緑茶オ,りょーちゃ)
初回掲載
週刊チャオ第234号