1・始まりは自己紹介から。

岩壁におかれたドア。もちろん張りぼてでない、
本物の入り口である。

その中には、5匹のチャオがすんでいる。
庭で暮らしていればいいモノを、
平和な家庭にあこがれたのか。
全員、ここを居住場所としているようである。

一階の部屋は二つあって、
寝室とリビングだけである。
まず、入って見えるのがリビングである。

そして、ここではいつも家具やらがふわふわ浮いている。
その原因といえるやつがソファーに座っていた。

―はぁ~、テレビみたいな~。リモコンどこ~?

そのチャオの名前は「ダーカ」という。
ピュアのダークカオスだが、目が黄色でなく赤い。
炎も角先も赤色である。
本人は「アレクサンドリア」と名付けてほしかったようだが、
7文字しか名付けられないので、字余りだ。

そして、ダーカの最大の特徴は、
超能力が思う存分使えることである。
それもかなり強力なので、小惑星一つくらいなら、
念じるだけで破壊できるという。

ただ、その能力を最大限に使うことはあまり無く、
いつもぐうたら生活のために使っている。
しかも彼は自分なりに「正義」を意識しているので、
悪用することはない。

ちなみに口癖はうざいまでの「~」だ。

―あ~、リモコンあった~。よっと~。
―ダーカ。少しは動けや。
―いいじゃん~。別に~。なっちゃんも使えば~?
―あほぉ!使えるわけ無いやんか!

手を向けただけで、ダーカの手に飛んできたリモコンを、
横目に見ながら関西弁のチャオが近づいてきた。
姿はナックルズチャオそのものである。

彼の名前は「ナッコー」という。
なぜかは知らないが、関西弁なまりである。
先ほどの会話の通り、超能力など、
特殊な能力は使えないが、主体能力は長けていて、
オヨギ、ヒコウ、ハシリ、チカラ、スタミナに関して、
すべて3266を超えると言われている。

ただ、彼もそれを日常の掃除に使っていて、
あまり戦闘には使われない。
大掃除の時に一番活躍するというのがなんか強そうでない。

愛称は「なっちゃん」や「なつやん」「なつぼー」など。

―全く、なつやん、うるさいぞ。まだ朝だし。
―ここはいつでも昼やん!
―なっちゃん~、怒るとコレステロールが増加するよ~。
―それを言うなら血圧やろ!
―はいはい。うるさいってば。

ここで怠惰チックなチャオが寝室から出てきた。
名前は「シェイド」という。書きにくい。
姿はシャドウチャオなのだが、アクセサリーが至る所に。

メタルアクセには目が無く、そこら中につけている。
おまけに、ルックスが良いので、
彼と話す女チャオはみんな繁殖期に陥るという。

ただし、彼はそんなことはどーでもよく、
今日も怠惰な生活を続けている。

関係ないが料理が非常にうまく、
チャオレストランに外食に行ったときも、
「味がつまらねぇ」といって厨房に行き、
かなりのテクニックで料理を作ったモノだから、
レストランが雇って良いかと聞いたほどである。

要はもてるのである。畜生。

続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第234号
ページ番号
2 / 3
この作品について
タイトル
だまっとけ。
作者
それがし(某,緑茶オ,りょーちゃ)
初回掲載
週刊チャオ第234号