第20話「初めての○○」
第20話「初めての○○」
ハーテ「ちょちょっと!お兄ちゃん!」
ハーテ達は、飛び出していったメタリアを追いかけた。
広めの道路に出た。メタリアを見失った。
ハーテ「もうっ、どこ行ったの!?」
ダイナ「・・・あ!あそこは?」
ダイナは、チャオが集まっているところを指差した。指差しちゃいけないよ。
リアオリ「何かしら・・・?」
ハーテ「あ・・・、誰か倒れてる!」
オレージ「だ、誰が倒れ・・・・・!?」
その倒れているチャオは、見覚えのあるチャオ。
青い、金属のような・・・・。
オレージ「って、メタリアァァァーーー!!!??」
目撃者によると、メタリアは、あまりにも速いスピードで走っていたため止まれなくなり、道路に飛び出して事故ったのだという。
メタリア「いやーこんなの初めてだぜー」
ハーテ「・・・・バカ?アンタ」
ハーテは、あきれた顔になって言った。
メタリア「バカだけど?」
ハーテ(ブチッ!!)
ごすぅぅぅっっっっっ・・・・・・・
何かを殴る音が響いた。
メタリア「・・・・ふが・・・・・っ」
メタリアの顔が、目も口も見えないほど凹んでいた。
ハーテ「まったく、こんなヤツで大丈夫かしら・・・・ホントに」
オレージ(ハーテ、旅が始まったころから性格変わったよなぁ・・・・)
オレージは、涙を流した。
その影で・・・・
リアオリ(どうしましょう、シーシェ村行きの列車、乗る・・・?)
セイ(あっちに行くだけでいいんだろ?)
リアオリ(でも・・・・あの列車は・・・・)
続く