第18話「今週は原稿にサブタイトルがなかった」
第18話
シャドウチャオ「さっきからスイカだとかメロンだとかさ。何?ボクになんか用?」
突然、家からチャオが出てきたもんで、皆はしばらく固まっていた。
シャドウチャオ「・・・・?おーい?・・・・大丈夫かーぁ?」
シャドウチャオは、動かないハーテの目の前で手を振った。
ハーテ「・・・・・・・・・はっ!ご、ごめんなさい!」
シャドウチャオ「・・・・・・・」
シャドウチャオはため息を吐いた。
そこにリアオリが、
リアオリ「め、メロン!久しぶりねー!最近遊びに来なくなったから、どうしたのかと思ったわ~」
そう、このシャドウチャオこそ、「車道」と間違えられた「メロン」である。大変だね。
メロン「遊びに行く、行かないのは勝手だろ。・・・・とりあえず、中、入れよ」
中に入ると、メタリア達はソファーに座らせられた。テーブルを囲むように座っている。
メタリアは、さっきから皆が気になっていたことを訊いてみた。
メタリア「あのさぁ、ちょっと訊いていいか?」
メロン「・・・・何だ」
メタリア「お前・・・・ホントにメロン?」
メロン「・・・・そうだが・・・。何でだ?」
メタリア「だって・・・・ドアのとこにスイカが・・・・」
さっきのスイカの絵のことである。
メロン「・・・あぁ、あれのこと・・・・。ボク、スイカが好きだから」
全員「・・・・・・はぁ!?」
全員ビックリ。
ハーテ「ちょ、ちょっとまってよ!名前がメロンなのに・・・・メロンキライ?」
メロン「いや、メロンがキライというわけではないんだ」
ダイナ「じゃあ、好きなものがスイカなのに、なんで名前はメロンなんだよ!」
メロンは、少し黙った。
メロン「・・・・ボクの名前を付けたヤツに訊いてくれ」
メロンは、なんで自分がメロンなのか分からないようだ。
オレージ「じゃあ後で作者にでも訊くか」
リアオリ「さてと・・・スイカ問題が解決したところで、本題に入りましょうか」
突然、部屋が暗くなり、メタリア達のところだけ光が当たった。誰がやったんだ。
リアオリ「メロンに会いに来た理由、さっきハーテちゃんからも聞いたから」
続く