第17話「メロンなのかスイカなのか」

        第17話「メロンなのかスイカなのか」

今、メタリア達は、シャドウチャオの「メロン」を捜している。
メタリア「メロンか・・・・美味しそうな名前だなぁぁうへへ」
オレージ「メタリア、よだれ、出てる出てる」
そこに、セイが戻ってきた。
リアオリ「あら、セイーー♪どこ行ってたのーぉ??」
セイは、ため息を吐いて言った。
セイ「いや、ジャドを霊界に送りに行ってきたんだ。まったく、アイツ、気絶から目覚めたと思ったらいきなり、『これからは世のためチャオのためにいいことするから、霊界には連れて行かないでっちゃーー!!』って行って、逃げ出そうとするんだ。いやー、もう大変だよ」
その話を聞いていたハーテは、
ハーテ(ウソ発動かよ・・・・。よっぽど霊界がキライなのね・・・・)
なんて思ってたり。

セイ「ところで、ここで何してるんだい?あっ、リアオリ・・・・まさかガイドさん?」
リアオリ「やだぁ、セイってば!チャオ捜しよ!まあ、少しはガイドもしてるけどぉ・・・・」
リアオリは、恥ずかしかったのか、顔を赤くして、後ろを向いて1人で何かブツブツ言っている。
セイ「誰を捜しているんだい?」
ダイナ「メロンだよ!シャドウチャオの!」
マイトは、どこから取り出したのだろう、スケッチブックに『果物のメロンじゃないよ』と書いた。
セイ「あぁ、メロンね。メロンなら、さっき家に帰って行くのを見たよ」
リアオリ「グッドタイミングね!さ、メロンの家に行きましょ!」
メタリア「メロンーーー!!!」
メタリアは、よだれで顔がグチャグチャになっていた・・・・うわー。

~メロンの家の前~
オレージ「ここが・・・メロンの家・・・」
扉の前に、木の板が掛けてある。「メロン」と書いてある。
さらに、字の下に小さく絵が描いてあった。
ハーテ「なんだろう、この絵・・・・?メロンかしら?」
ハーテが、顔を近づけてよく見てみると・・・・。
緑の丸に、黒いシマシマ模様。横には、緑の丸い物を切った絵。緑の上に赤、赤の中に、黒いテンテン。
これは・・・・・。

ハーテ「・・・スイカだよね?」
オレージ「・・・スイカだな・・・」
ダイナ「・・・スイカだろ・・・」
マイト(・・・スイカ・・・・)
リアオリ「・・・スイカ・・・みたいね・・・・」
チーマン「スイカだよ」
セイ「スイカ・・・だね・・・はは・・・」
メタリア「スイカだろー!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ハーテ「ちょ、ちょっと待って!チーマンって誰!?」
チーマン「作者の小さなマンガ家だよほほーい」
オレージ「い、いや、そんなのどうでもいいから、何!?スイカって!!??メロンじゃないの!?」
皆がそんなこんなで騒いでいると、ドアが突然開いた。
出てきたのは、シャドウチャオ・・・・。
シャドウチャオ「あのさ・・・・ボクん家の前でうるさいんだケド」

                                  続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第281号
ページ番号
17 / 24
この作品について
タイトル
チッチャイ戦士
作者
小さなマンガ家
初回掲載
週刊チャオ第265号
最終掲載
週刊チャオ第289号
連載期間
約5ヵ月18日