第12話「ゾンビになっても・・・」
第12話「ゾンビになっても・・・」
ここは8話から変わらず、またビューオシティの門の前。いつまでいるんだよ。
やっとバトル始まったとこです。
ジャド「こ、このー。ふざけやがって!何がフルーツポンチだっちゃ!」
メタリア「ふーん、もうあげないよ?フルーツポンチ・・・・」
その言葉に、ジャドは「えっ・・・?」という顔をした。
ジャド「・・・あとでブドウだけでもくれっちゃ・・・」
メタリア「OK♪」
ハーテ「なんか勝手に約束してるし・・・」
ジャド「あ、しまったー!乗ってしまったっちゃー!このぉ、『ゾンビアタック』!」
ジャドが、いきなりメタリアに攻撃してきた。しかし、スピードが遅い。
セイ「あ、危ない・・・っ!」
メタリア「心配すんな。あんなノロノロ攻撃当たりゃしね・・・・」
ドコーーン
モロ食らいました。顔面に。
オレージ「つっ立ってないで避けろよ!!」
メタリア「いやぁ・・・外れるかと思って・・・」
オレージ「いや、今、完璧に向かって来てたよ!!」
メタリア「あはは~・・・予想外ってことでンビ~」
その瞬間、セイとジャド以外、「は?」という顔をした。
リアオリ「あなた?今、『ンビ~』って・・・・」
すると、メタリアがいきなりボンッと爆発した。
メタリア「ん?なにが起こったンビ?」
爆発で出てきた煙が消えると、ゾンビのような格好をしたメタリアが出てきた。
ダイナ「お前、何それ?なんかのコスプレ?」
ダイナとマイトは、笑いをこらえていた。
ジャド「どーだぁぁー!!今の『ゾンビアタック』は、当たったヤツをゾンビにするのさーー!!これでお前は魔法なんて使えないっちゃー!!」
メタリア「いや、オレ、魔法なんて使えないし知らないし・・・・ンビ」
ジャド「・・・・えっ」
ジャドがピシッと石のように固まった。
セイ「何も・・・意味無いようだね・・・・はは」
ダイナ「結局は、ただのコスプレか。口癖以外、なにも変わってないし・・・・」
ジャド「ガーン」
ジャド、初めての失敗であった・・・・。ち~ん
続く