第9話「初バトルはおふざけ全快?」
第9話「初バトルはおふざけ全快?」
ビューオシティの門の前、メタリア達は、アクマン団幹部の「ジャド」に出会った。
ジャド「さぁー、お前らなんかこのオレ、ジャドがギッタンにしてやるっちゃ!」
ジャドが腕をブンブン振り回した。
メタリア「ヂャド!?それがお前の名前か!」
オレージ「遅い!遅いって!さっき名のったじゃん!!」
オレージが突っ込むと同時に、ジャドが反応した。
ジャド「しかもヂャドじゃないっちゃー!「ヂャ」じゃなくて「ジャ」だっちゃー!!」
っていうか、その違いよく気づいたなジャド。
メタリア「いいじゃん、どっちも同じじゃね?ヂャド~」
ジャド「いや、違うっちゃ!っつーか、軽々しく名前呼ぶなっちゃ!!しかも違うっちゃ!!」
ハーテ(あ、頭痛くなってきたわ)
ハーテも、さすがにクラクラしたようだ。
ダイナ「すげー騒がしいな。説教っぽくなってるし」
マイトは、ダイナの言葉に「うんうん」というようにうなずいた。
ジャド「もー!完全に怒ったっちゃ!ギッタンにするっちゃーー!!」
オレージ「またギッタンって言った」
その間、マイトは、門の前で兵士が何か話しているのに気がついた。
弱気な兵士「なぁ、ジャドってあの霊界から逃げたヤツじゃね~・・・!?」
弱気な兵士は、ガタガタ震えていた。
うさ耳の兵士「マジィ!?どうしよぉ~!?」
すると、1人の兵士が1匹のチャオを思い出した。
自称最強兵士「そうだ!リアオリに頼もう!!」
うさ耳の兵士「えぇ~!?リーちゃんにぃ~!?」
弱気な兵士「でも、リアオリさんならやれるよ・・・!最近できた彼氏も凄いらしいよ・・・・!!」
自称最強兵士「よし、呼びにいくぞっ!」
うさ耳の兵士「大丈夫かしらぁ?相手はアクマン団の幹部よぉ・・・」
そう言いながら、3人の兵士はビューオシティへ入っていった。
兵士がビューオに入ると、ジャドとのバトルが始まった。
ジャド「フフフ・・・、もうお前は終わってるっちゃ!」
メタリア「よし!オレはバトル終わったぜ。オレージ任せた」
オレージ&ジャド「そういう意味じゃない(っちゃ)!!!」
2人ともピッタリだ。敵同士なのに・・・・。
メタリア「んもう~ちゃっちゃうるさいな~。ん・・・、お前、よく見たら半透明・・・。それに、ツルツル水色だ。ハーテと同じか?」
ハーテ「ちっがう!!私は、ツ・ヤ・ツ・ヤ青色よ!」
ジャド「ごちゃごちゃうるさいっちゃ!食らえっちゃ!『ダーク』!!」
ジャドは、さっき別の兵士に食らわせた魔法を、メタリアに向かって撃ってきた。
メタリア「ぎゃああああ!!『ダック』来たああああ!!」
マイト「メタリア!そりゃ『あひる』だぜ!!」
メタリア「何ーー!?『お昼』ーーーー!??」
メタリアは『ダーク』から逃げ回るのに精一杯のようで、よく聞き取れないようだ。
オレージ「だめだこりゃ」
ちょうどその時、ビューオの門の上に、2匹のHNZのチャオがいた・・・・。
HNZ♂チャオ「あいつ・・・、ジャド!」
HNZ♀チャオ「結構、面白そうなことしてるんじゃない・・・?」
続く