第8話「いきなり強敵?」
第8話「いきなり強敵?」
3人の持ってきた水で、なんとか火は消えた。その前にあったことは、言わないでおこう。
ハーテ「ふぅ・・・、火が大きくなかったから良かったわ・・・」
メタリア「・・へ、オレ達の・・・おかげだぜ・・・・ガクッ」
ダイナ「あ、死んだ」
そこに、森の奥からオレージがやってきた。
オレージ「よぉ~、火が消えたな・・・・ってメタリア!なんで死んでんだ!?」
ダイナ「あー、ちょっとなー。そういや、オレージはどこ行ってたんだ?」
オレージ「いやぁ・・・・、なんでもねぇ・・・」
その間、ハーテは看板を見つけた。
ハーテ「あ、こっちがビューオシティの道ね。さ、2人とも行くわよ」
ハーテが2人を連れて、行こうとしたその時!
ドォォォォォン・・・・・・
遠くから爆発音が聞こえた。
オレージ「な、なんだ?」
ダイナ「あれは・・・、ビューオからだ!」
メタリア「・・・う~ん・・・、何だ~?」
オレージ「うわぁ!メタリア復活したぁ!!」
ハーテ「とにかく、行ってみましょ!!」
4人は、ビューオシティに走った。
メタリア「あ~、ちょっと~~、待って~~~!!」
~~~ビューオシティ入り口付近~~~
メタリア達は、ビューオシティの入り口の近くの茂みに隠れて、様子を窺っていた。
オレージ「おー、これが入り口?デカイ門だな~」
メタリア「うおー!兵士!兵士がいるぞ!」
メタリアとオレージ、ハーテはこういう所は来たことが無かったので、目を円くした。
ダイナ「この門で、悪いチャオを入れないようにしてるのさ」
ハーテ「やけにビューオに詳しいわね」
ダイナ「へっ、オレとマイトはビューオ出身なのさ」
ダイナが言うと、マイトは少し恥ずかしそうに顔を赤くした。
すると、門の前に黒いチャオが3匹現れた。
メタリア「・・・ん?なんだ?あの黒いチャオは?」
ハーテ「え・・・、もしかしてアクマン団!?」
オレージ「え!?ハーテ、何か知ってるのか!?」
ハーテ「そ、それが・・・・」
その時、門の兵士が叫んだ。
兵士「お前らはアクマン団だな!?ビューオに入れるわけにはいかない!!」
アクマン団員の3匹のうち、幹部らしきチャオが兵士に言い返した。
アクマン団幹部「うるっさいなー!これでも食らえっちゃ!!『ダーク』!!」
兵士「魔法!?うわぁーーー!!!」
ズドドドド・・・・
メタリアは、その技に驚いた。
メタリア「すっげーー!魔法だってよーー!!」
オレージ(バ、バカ!大声だすな!!)
メタリア達は、幹部に気づかれてしまった。
アクマン団幹部「そこにいるのは誰だっちゃ!出て来いっちゃ!!」
メタリア「はいは~い、オレと、その仲間たちでーす」
幹部に呼ばれたメタリアは、片手を挙げて茂みから出てしまった。
ハーテ(・・・後でお仕置きタイムね)
オレージ「メタリア!バーカ!お前バーーカ!!」
オレージの声は、微妙に半泣きだった。
アクマン団幹部「お前らっちゃか、あのソニアを助けに向かっているっちゃいうのは・・・・」
幹部の言葉に、メタリアが反応した。
メタリア「・・・そうだったぁーーー!!!!」
オレージ「『そうだったぁーーー!!!!』って、目的忘れてたのかよ!!!」
どうも目的が頭に入らないメタリアだった。
アクマン団幹部「オレの名前は『ジャド』・・・。アクマン団幹部っちゃ!!」
続く