~チーム・ウイングVSコド・チーム~

リングの上には6匹のチャオがいた。
3匹は、マロン、リンピュン、ハピュルーの仲良し3人組。前、ウーロンと試合をした。ウーロンはがんばってリンピュンだけには勝った。
残りの3匹は、
ヒーロー飛行のチャオ、ウイング。直立不動に立っている。
ニュートラル飛行のチャオ、バード。座って時を待っている。
ダーク飛行のチャオ、テイル。何かをたくらんでいるのか、にやにやしている。
『さあ、試合開始だゼオ!』なんと、ジョークが、マイクをラフィリーから奪っていた。そしてにやり、と笑っていった。
『ステージのどこかに落とし穴を仕掛けたゼオ。落ちたやつは失格ゼオ!・・・うわっ』ジョークはライトカオスに捕まれていた。
「ジョーク、ふざけてんじゃないの。さっさとラフィリーにマイクを返しなさい。」
ジョークは仕方なくマイクを返した。
『落ちても別に失格にしないから大丈夫でっす!試合開始でっす!』 ラフィリー
やっと始まった。という感じでバードは立ち上がった。
しかしその前にテイルが動いた。
「初雷風氷!」 リングの上は、ぐちゃぐちゃで見えなくなった。
それが止まって立っていたのは4匹だった。しかし二匹倒れた。
倒れたのはマロンとハピュルーだった。そして立っているのは、リンピュンとテイルだけだった。
「僕たちは・・約束したんだ・・絶対に・・引き分け以上にするって!」 リンピュンはそういうとむかっていった。
「捨て身タックル!」 リンピュンはテイルにぶつかってリングから落とした。と同時に倒れた。そしてリングには立っているチャオはいなくなった。しばしの沈黙の後ラフィリーは言った。
『こ、この試合引き分け!』
ナース達は、倒れてるチャオ達を担架で運んでいった。
『えーと・・・。次の試合は、レイ・チームVSトランプ・チームでっす!』

このページについて
掲載号
週刊チャオ第112号
ページ番号
19 / 55
この作品について
タイトル
小さな話
作者
バロン
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
週刊チャオ第124号
連載期間
約4ヵ月