~その14・ブルーの日記~

○月○日ハリモグラサンが来た。ハロウィンみたいなとこに行って来たんだって言ってた。タンタンはコウモリをもらって足が消えた。あわてたハリモグラサンが今度は骨犬をあげたら奇跡的に一回で成功した。

○月△日今日もハリモグラサンが来た。またハロウィンみたいなとこにいったんだって。ハリモグラサンが間違ってタンタンにコウモリを無限だっこさしてた。というか本人は間違えた!とか言いつつ目が笑ってたからわざとだと思う。その後で今度は骨犬を無限だっこさせてた。もう100回ぐらいいってんじゃない?ってぐらいやってやっと足が復活した。にゃーるほど。

○月☆日今日は知らないおじさんが来た。タンタンが追い返した。
「・・・誰もワシを覚えとらんのか・・・寂しいのう・・・。」
とか言ってた。僕は知ってたけど知らないフリをした。

○月●日今日はアオイハリネズミサンが来た。ウーロンにうさぎとアライグマを無限だっこさせて帰っていった。ウーロンが歩けるようになって喜んでいた。そしたらウーロンが進化した。ヒーロー・ノーマルになった。結構喜んでいた。

○月▲日今日はクロイハリネズミサンが来た。ウーロンが進化しててビックリしてた。そりゃあ、ビックリするのが当たり前だけど。オチャに羊を無限キャプチャさしてた。無限キャプチャって無限だっこのことだけどね。

○月★日今日は出入り口の所に落とし穴を仕掛けた。キツネサンがかかった。ばれた。ちょっと笑いながら怒られた。中にちょっとした物を仕掛けといたから、それを見て笑ってた。ちょっとした物ってのは、ハリネズミサンとハリモグラサンが寝てるとこをとった写真。アオイ(以下略)とハリモグ(以下略)は寝相が悪かったけど、クロイ(以下略)は結構寝言を言ってた。本人達が見てたらどうなってたんだろうか。真っ赤っかになったのかな。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第116号
ページ番号
38 / 55
この作品について
タイトル
小さな話
作者
バロン
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
週刊チャオ第124号
連載期間
約4ヵ月