~その10・迷子と木の種~
知ってる人は知っているあるチャオガーデン。今日は、小さな男の子が迷い込んでいます。派手なチャオがその子に近づいていきました。
「キミは誰?見たこと無い顔だけど。」 チャオ
「僕は、×××。みんなと遊んでたらはぐれて迷ったの。」 迷子
「ふーん。僕は、タンタン。で、キミはどこから来たの?」 タンタン
「○○○○○(←どこかの町の名前。ここの結構近く。)」 迷子
「そこなら僕知ってる。案内してあげるよ。」 タンタン
「ありがとう!キミ怖い顔だけど優しいんだね。(←悪気無し)」 迷子
タンタンは少し、落ち込みかけたが、迷子を○○○○○まで送っていった。そしてお礼に木の種をもらった。タンタンは素直にお礼を言い、ガーデンに帰ってきた。そして、
「たっだいまー!!ブルー、ちょっと聞きたいんだけど!」 タンタン
「何?(怒)」 ブルーと呼ばれたチャオは、振り返った。なんだか怒ってるようだ。でもタンタンはかまわずに続けた。
「コレって何の種だ?」 タンタンは、迷子にもらった種をブルーに見せた。
「長生きの種だよ。」 ブルー
「ふーん。」 タンタンはコレを植えることにした。適当な場所を見つけてスコップを取り出して埋め、ちょっと考えてジョウロで水をやった。そして、早く大きくなれと言う願いを込めて踊って去っていった。
木の芽はすぐにでて、数日後には立派な木になっていた。
タンタンはみんなに一つずつ分けてあげることにした。すると二個余った。三回実がなったので9個実があったのだ。タンタンは少し考え、自分で食べることにした。別に誰も何も言わなかった。タンタンの物をどうしようとタンタンの勝手だし。