~その6・キイロイタマゴ~

ここはとあるチャオガーデンチャオ達がめちゃくちゃ平和に暮らしています。今日はなぜかガーデンの真ん中に黄色い卵があります。(きっとだれかが置いていったのでしょう)あ、生まれました。黄色いチャオです。(当たり前だけど)おや、小さなチャオと派手なチャオが近づいて行きます・・・・・。
「君は誰?」派手なチャオ 「誰でしゅか~?」小さいチャオ
「僕は・・・・・生まれたばっかりだからわからないんでしゅ」黄色いチャオ
「そうか、僕はタンタン。そいで、この子はウーロン」派手なチャオ「そうなのでしゅ」小さいチャオ
そのときちょうどキツネさんが来ました。
「みんな元気にしてた?・・・あれれ君は・・・名前がないの?・・・それじゃあ・・・とりあえず君はマロチャね。ところで君はどこから来たの?」
「わからないでしゅ。気がついたらここにいたでしゅ。」マロチャ
「そうなんだ・・・。とりあえず、ここにいればいいよ。・・・・・・あ、もう時間だ。みんな頼んだよ。」キツネさんは帰っていきました。
なんだかマロチャとウーロンは馬があったみたいです、いっしょに遊んでいます。マロチャを見た青いチャオが言いました。
「あ、そういえば、友達に黄色いチャオがいるんだ。そいつに関係あるかもしれないから聞きに行ってくるよ。」青いチャオ
「頼んだよ、ブルー。」タンタン
ブルーはどこかに行きました。ちょうどその時、羊角をつけたチャオが来ました。なんだか眠そうです。
「ふああああ、おはようタンタン。この黄色いの誰?」羊角チャオ
「おそよう、オチャ。この子はマロチャだよ。親が誰かわからないから、ブルーが心当たりに聞きに行った。あと、お前が寝てる間にキツネさんが来たぞすぐ帰ったけど。」タンタン
「ガーーーーン」オチャはいじけた。小声で何で起こしてくれなかったんだみたいなことを言っている。後ろでは、ユニコーンをつけたチャオとダークチャオがじゃんけんをしている。
「やったーやっとかったー!」ユニコーンチャオ
「で、やっとってことは何連敗したの?マッチャ。」タンタン
「・・・53連敗・・・。」マッチャ
「ほんとに運だけはいいな、メロンは。(じゃんけんは運の勝負だという認識)ブルーも運がいいけど。」タンタンの言うことは半分間違っている。確かにメロンは運が異様にいい。(オチャもだが。)しかしブルーはいろいろ考えてやっているのだ。(だから、オチャとメロンにはあまり勝てない何にも考えてないから。)ちなみに、オチャ対メロンの勝敗は今のところ63対63、65引き分けだ。・・・そうこうしているうちにブルーが帰ってきた。
「ライズに聞いてきたんだけど、知らないって。あとそのうち来るって。」ブルー
「ライズって?」タンタン達
「僕の友達。とりあえずマロチャはしばらくこのガーデンの一員だ。」 
つまりそういうことになったのであった。チャオ達は別にマロチャが誰の子供かとかはどうでもいいけど、親がいたら心配するかもしれないから調べただけだし。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第109号
ページ番号
9 / 55
この作品について
タイトル
小さな話
作者
バロン
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
週刊チャオ第124号
連載期間
約4ヵ月