~その4・クロイカレトアオイカレ~ 前編

ここは、あるチャオガーデン。今日はみんな真ん中に集まって相談をしています。
「・・・だからさ、僕はあれを使って・・・がしたいの。」オチャ
「それを取ってくるのが楽しそうだからさんせ~い」タンタン
「でもさ、あのひと意地悪だから、何か罠が仕掛けてあるかもよ」ブルー
「ブルーがいるから大丈夫でしょ?」オチャ
「なんだそりゃ・・それじゃあこの計画に賛成、あるいはついていきたいやつ、手あげて」ブルー
みんな手を挙げていった。『はーい』なんとウーロンまでも。でもきっと意味を理解してない。だってよくタンタンのまねをしてるもん。でも、ウーロン一人でお留守番させるのは・・・。と言うことでウーロンも行くことになった。みんなお留守番はやだから。
「じゃあ行こう!!卵男のカオス何とかを取りに!」タンタン
『おー!』
そしてみんなあの卵男が持ってるカオス何とかで・・・をするためにオチャ達は出かけたのだった。
オチャ達がしばらく歩いていくとキイロイキツネサンの研究所があった。(キツネが黄色いのは当たり前か?)でも、オチャ達は挨拶をするとまた歩き始めた。
オチャ達がまた歩いていくと、大きな谷があった。そして谷の向こう側にあの卵男の研究所(基地?)が見える。
「どうする?」とタンタン。ウーロンはまだ飛べないのだ。でもここにおいていくのは危険だ。谷に落ちてしまうかもしれない。こんなに小さいのに天国に行かせるのはかわいそうだ。と言う考えからそういった。
落ちたからって天国に行くかはわからないと思うけど。
「向こうに橋があったはずだけど。」ブルーはそれを察して、南の方を指さしていった。
「えー、ここから飛んでいこうよ~」オチャは、その辺を察してないらしい。もしウーロンが多少飛べたとしても、向こうに着くまでに落ちてしまうだろう。タンタンもウーロンがいなかったらそうするかもしれないけど。メロンとマッチャはそれをさっしたらしい。それぞれオチャとウーロンを抱きかかえると(オチャは抱えきれなかったけど)南の方にひぱっていった。
続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第108号
ページ番号
6 / 55
この作品について
タイトル
小さな話
作者
バロン
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
週刊チャオ第124号
連載期間
約4ヵ月