第12話 助けの守護神

ベイル2世「ほう・・・・・剣を防御に使いながら攻撃ねぇ。悪くないけど俺達をそんなんで倒せるかい?」

チャイン「俺達じゃない!お前一人だ!兄貴の方はオメガが倒してくれる!!」

ベイル2世「言ってくれるじゃないか・・・・・。じゃあ二人の勝負といこうか!!」

チャイン「こい!!弟!」

ベイル2世はナックルの連続攻撃をしかけてくる。チャインはそれを剣でガードして隙を狙う。

ガァァァァァアアン!キィィィィィイイイン!

チャイン「(アイツの攻撃は隙があるはずだ。絶対それを見つけてやる!)」

ベイル2世「どうした!?さっきから守りしかしてないじゃないか!!」

チャイン「そっそんな事はないさ!!」

ベイル2世「そんな事あるさ!お前は俺が石化ナックルを装備してからぜんぜん攻撃してこない!それは怖いんだろ??」

チャイン「何が?」

ベイル2世「自分自身が石化にされる事をさ!ワッハッハァァァアア!!」

チャイン「今だ!隙あり!!」

ベイル2世「失しまった!?・・・・・・・・・・」

ズバッ

隙ができたベイル弟にチャインは剣を突き刺した。しかし・・・・・・・・・。

チャイン「手ごたえあり!普通の攻撃で勝てたよ!」

ベイル2世「ふざけんな!なぜ俺が負けなければならない!?」

チャイン「あれ!?なっなんでベイル弟は無傷?」

たしかに手ごたえはあったが、無傷だった。

ベイル2世「なぜ無傷かって?簡単だよ。お前が突き刺したのはただの地面さ!」

チャイン「なんだって!?」

チャインは地面を見た。すると剣でさしたような形があった。

ベイル2世「どう?なっとく?」

チャイン「間違えて地面に僕は刺したのか?そんなハズは・・・・・。」

ベイル2世「お前も隙ありだぜ!!」

チャイン「おっ!?」

キィィィィィイイイイイイン!

間一髪でまたチャインは剣でガードした。いや、運がよくちょうど剣の場所に当たった。

ベイル2世「また失敗か。お前は運がいいな。今日の俺の運は最低だぜ・・・・・!」

チャイン「(危なかった・・・・・。あんなヤツはライトアタックを使えば一撃なのに・・・、)」

???「(使えばいいだろ?)」

チャイン「ん?だれ!?」

ベイル2世「はぁ?何いってんだお前は・・・・・。誰って誰もいないぞ?」

チャイン「(たしかに今声が・・・・・。)」

???「(それは俺の事だ。俺はよく漫画の中にある心の中に喋っているってヤツだ。)」

チャイン「(そうなんだ。でもこの声は・・・・・・・・・・!?)」

???「(チャインには俺の言葉がわかるようだな。俺はお前がいないからもう一人だ。でもな力を貸そう!)」

チャイン「(何?力って・・・・・。)」

???「(お前の昔の旧剣の剣技の事さ。それを今から頭の中に再生させる!)」

チャイン「(ありがとう。これからも頑張るよ。)」

ベイル2世「アイツさっきから何も喋らないぞ?どうしたんだろう?」

続く!!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第131号
ページ番号
13 / 36
この作品について
タイトル
チャインの物語Ⅱ
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第125号
最終掲載
週刊チャオ聖誕祭記念号
連載期間
約5ヵ月2日